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2010年04月11日

下塗り

外壁から付帯するものを一通り取り外した後に、ようやく外壁塗装がスタートする。

今回のお宅の場合、ラスモルタルの上に左官スタッコと言う仕上げ。

このスタッコの大きな凹凸の部分から、下地へと雨水が入り込み、それが水分の膨張によって塗膜が膨れるという仕組みは同じなので、雨水の吸い込みを止めることが、塗装工事の目的の一つとなるのです。





そこで決めた仕様は、下塗り1回、中塗り2回、上塗り2回の3工程5回塗り。

まずは、下塗りに強溶剤のエポキシ樹脂プライマーを使用。





私の今までの考え方でいけば、浸透力の強い、溶剤分の多い浸透型シーラーを使用し、モルタルの深くまで固めたいという思いがあった。

しかし今回、塗料メーカーの意見として、樹脂成分の多いプライマーを使い、表面を固める方が良いと言う事で、その仕様を選択したのです。





艶の無いスタッコの面に、白いプライマーを塗ると、基材に吸い込まれるよりも残る樹脂成分が多いため、あっという間に真っ白に。

     下塗り





ちなみにこの下塗り、塗り重ね乾燥時間が8時間以上なので、中塗り工程に入れるのは翌日以降。

こうして、一歩一歩踏みしめるように工事が進むのです。



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