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2015年02月27日

第19回雨漏り診断士試験

先日、東京八重洲ホールにて、19回目となる雨漏り診断士試験が行われた。

19日目となった今回、ここ数回の試験同様に、数ヶ月前の受験申し込み日当日に、申し込み人数が定員をオーバーすると言う状態で、雨漏りに対してのニーズの高さを非常に感じています。

     第19回雨漏り診断士試験





雨漏りとは、台風などの強力な外力を受けたような場合を除き、建物に仕込まれた不具合が原因となる場合がほとんど。

不具合とは、一次防水のみならず、二次防水の不具合も相まって、建物の表面のみでわかるものよりも、見えない部分、見え難いに部分に隠れていることも多いのです。

そこで、見える部分にしか目が行かないと、何でもかんでも「シーリング(コーキング)」にて、塞いでしまえば止まるような、そんな大きな勘違いをしてしまうのです。

これこそ、最もやってはいけない事なのですが、実は、これで雨漏りを止めたと勘違いしてしまう場合が非常に多く、それこそ体の中に膿を貯めてしまうような事もしばしば。

もしこれが、自分の体だったならば・・・・・、たいへん恐ろしいことは言うまでもありません。






このように、雨漏りに関わるというのは大変むずかしい事であり、かつ責任が重いこと。

しかし昨今、何を勘違いしたのかと言うような人たちを目にする事も出てきており、かえって被害が広がらないか?と言う心配をしています。

これは、そもそも雨漏りを目視で確認し、目視・触診・打診・散水などの調査を経て診断に至るまでに、建物の構造分野に始まり、雨水が室内に浸入する際に働く力を科学的に考えるための知識と想像力も必要であるため、生半可な経験で全てが理解できるほど簡単な話ではないのです。

だからこそ、きちんと勉強して、多角的に雨漏りを検証する力、そしてこれらを学ぶ機会が必要だという思いがずっとあり、NPO法人雨漏り診断士協会の設立へと至ったわけです。

     第19回雨漏り診断士試験





この想い、暑苦しいと感じるかもしれませんが、建築業界に足を踏み入れて以降、ずっと雨漏りに携わり続けてきた私の想い、これまでに相談を受けた雨漏りに困っていた多くの方々の想い、この想いは、これだけは、決して譲ることは出来ないのです!!



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Posted by くぼた at 10:00 │雨漏り

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