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2011年04月22日

経験とセンス

本日は朝イチで、新城市の現場へ。

お客様の別荘を塗り替えるための足場工事なのだが、その立会いである。







今回の足場工事は、単管ブラケット足場と言う、鋼管パイプにネジ式の部材を取り付け組上げていく方式のもの。

最近多く目にする足場は、クサビ式と言うもので、鋼管パイプに最初から羽根が付けられており、そこに部材を打ち込むと言う方式。

それぞれに長所、短所があるのだが、現場によってどちらが向いているのかを判断し、使い分けをするのです。







しかし、そんな足場の選択をした今回の現場、私から足場会社の営業に「あなたは足場を分かっていないんだから、職人に材料を持たしてくれれば良いのだから」と、普段言う事がないような、キツい言い方になってしまった・・・・・。

それは足場の現地調査後、見積りの連絡が来てからの話なのです。






現在この会社から来る営業は、今年の2月に変わったばかり。

その前に来ていた営業は、見積りに際し、どのように足場がほしいとか、掛け方をについてこちらから指示すれば、それを理解して職人に伝える事ができたし、その内容に対しての見積りを作成してきた。

これは、伝達についても理解についても当たり前のことで、足場とは、高所作業を安全にかつ効率的に行うための重要な道具なのだから、使用者の希望や意図が伝えられなければ意味が無い。

ところが新人営業は、現場経験が皆無であり、かつそのような教育を受けていなかったため、まったく意味が理解できず、話をしていても伝わらないのです・・・・・(苦笑)

基本的に足場工事の際には、私が立ち会って支持を出すので、伝わっていなくても何とでもなるのだが、用意する部材の兼ね合いもあるので、やはり最初に伝わっていることは重要なことなのです。

そこで、あまりに意味が伝わらないことイライラしてきたため、ガツンと一発・・・・・・。

これは、本人にとってはかわいそうな事なのだが、こういう経験をして「覚えなきゃ!」と思ってくれればいいのです。







また、今回の現場の場合、画一的に全面足場が必要であると言うものでは無い。

それよりも、「痒いところに手が届く」と言った表現のような、ちょっとした足場の細工が必要なのです。

言ってみれば、足場作業に関しての十分な経験とセンスにより完成するものなのでつい・・・・・。

ただし、私のほうから職人指定で発注しているため、現場で説明すれば十分理解してくれるのですが(笑)

それも、私自身が足場を掛けていた経験があるからこそ、掛け方を含めた指示が出せるし、職人の側も理解をしてくれるのです。






それにしても、何事にも共通するのだろうが、経験とセンスが重要なのだと思うばかりです。






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