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『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです
日経ホームビルダー2011.1号より連載開始
写真でわかる『雨漏りを呼ぶ納まり』
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2010年04月12日
中塗り
下塗り乾燥後、次の工程に入るのですが、今回の工事では中塗り1回目。
今回使用する中塗りは、可とう形改修塗材RE。
いわゆる微弾性フィーラーなのだが、可とう形改修塗材E(一般的な微弾性フィーラーの分類)に比べ、エポキシ樹脂を配合し、柔軟性が増していると言われるものである。
この可とう形改修塗材とは、
弾力性はあるが、伸びる割合は弾性ほど大きくない微弾性フィーラーに使われる用語。
さらに言うと、この「可とう」とは可とう性を意味し、JIS規格にて「可とう性試験」として直径10mmの鉄の棒にあて90度折り曲げるものです。
ちなみに、「弾性塗材」と言われるものは、JIS規格にて「防水形複層塗材」、「防水形外装薄塗材」と呼ばれており、塗膜を引っ張って切れるまでの伸長率の試験をおこなっているものであり、これらの違いにより、弾性、微弾性と言う種類の区別がなされているのです。
そんな塗料を使って塗装をすると、下塗りのシーラーが、見た目に色がつく程度の変化しか無いことに比べ、ぽってりとした膜厚感が出てくるのです。
フィーラー塗装部分 / シーラーのみ塗装部分
写真だと非常に判りにくくて申し訳なのですが・・・・・(苦笑)
この塗装にはウールーローラーと言う20ミリ程の毛足のローラーを用いているのだが、1回塗りでは、外装表面がとても粗い今回の建物ではちょっと物足らないし、クラックの抑制を考えても、これまた物足らない。
そこで、砂骨ローラーという蜂の巣のような穴だらけのローラーを使用して、1回の波型模様がつくぐらいの塗装方法もあるのだが、その工事をしようとすると、模様のつき方や、その仕上がりなどを考えると、私しか塗れない事になってしまう・・・・・。
なので、ウールローラーにて2回塗る方法を選択したのです。
すると、もともとの外装表面の凹凸は、少しづつ埋まっていき、イコール膜の厚みを付けていると言う事になるのです。
→
フィーラー1回塗り フィーラー2回塗り
こうして、モルタル外壁からのクラックを抑制する力を持たせるだけでなく、凹凸を滑らかにすることで雨水の浸入口を確実に塞ぐようにするのです。
今回使用する中塗りは、可とう形改修塗材RE。
いわゆる微弾性フィーラーなのだが、可とう形改修塗材E(一般的な微弾性フィーラーの分類)に比べ、エポキシ樹脂を配合し、柔軟性が増していると言われるものである。
この可とう形改修塗材とは、
弾力性はあるが、伸びる割合は弾性ほど大きくない微弾性フィーラーに使われる用語。
さらに言うと、この「可とう」とは可とう性を意味し、JIS規格にて「可とう性試験」として直径10mmの鉄の棒にあて90度折り曲げるものです。
ちなみに、「弾性塗材」と言われるものは、JIS規格にて「防水形複層塗材」、「防水形外装薄塗材」と呼ばれており、塗膜を引っ張って切れるまでの伸長率の試験をおこなっているものであり、これらの違いにより、弾性、微弾性と言う種類の区別がなされているのです。
そんな塗料を使って塗装をすると、下塗りのシーラーが、見た目に色がつく程度の変化しか無いことに比べ、ぽってりとした膜厚感が出てくるのです。
フィーラー塗装部分 / シーラーのみ塗装部分
写真だと非常に判りにくくて申し訳なのですが・・・・・(苦笑)
この塗装にはウールーローラーと言う20ミリ程の毛足のローラーを用いているのだが、1回塗りでは、外装表面がとても粗い今回の建物ではちょっと物足らないし、クラックの抑制を考えても、これまた物足らない。
そこで、砂骨ローラーという蜂の巣のような穴だらけのローラーを使用して、1回の波型模様がつくぐらいの塗装方法もあるのだが、その工事をしようとすると、模様のつき方や、その仕上がりなどを考えると、私しか塗れない事になってしまう・・・・・。
なので、ウールローラーにて2回塗る方法を選択したのです。
すると、もともとの外装表面の凹凸は、少しづつ埋まっていき、イコール膜の厚みを付けていると言う事になるのです。
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フィーラー1回塗り フィーラー2回塗り
こうして、モルタル外壁からのクラックを抑制する力を持たせるだけでなく、凹凸を滑らかにすることで雨水の浸入口を確実に塞ぐようにするのです。
Posted by くぼた at 21:55
│塗り替え