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2007年03月06日

商品としての価値

先日、室内の鉄骨塗装の依頼があり工事をした現場がありました。
工事から数日が過ぎたある日、その現場に別の塗装をしにいくと、傷がついているから直して欲しいとの話が・・・。

今回は塗り替えではなく下請け工事だったので、「直して」と言ったのは現場監督だったのですが、私としては納得いかない部分が・・・・。

施工した後に、何人もの人、いくつかの業者がが出入りしている訳ですから、当然誰が傷をつけたかなんてのは判りません。
しかし、手が簡単に届く部分ではなく、天井から飛び出した鉄骨なので、そう簡単に傷がつくものでは有りません。

しかし、鉄骨にははっきりと十数か所の傷が・・・。

     商品としての価値     商品としての価値



現場監督からは「傷がついているので、直しておいてください」と言われたので、「誰が傷つけたんですか?」と聞いたところ「判らないんですよ」の回答。
「簡単に補修というか、タッチアップ程度で良いですから」と・・・。

この時点で、補修用材料が無いと伝えると、「任せますから」の回答。


私としたら、傷をつけた人をくどくど責めるつもりは無いが、傷を付けたら付けたで、なぜ謝罪しないのか?と思う訳です!

作業内容について、わざわざ強調することなど有りませんが、もともと鉄骨に塗装されていた錆止めは、鉛丹というオレンジ色のもので、この鉛丹の色と言うのが、なかなか塗料での隠蔽がしく難い色。
そこへもってきて、仕上がりが明るい白系の色だったものですから、隠蔽されるまでの塗り回数4回で、その分乾燥待ち時間を重ねて仕上げたもの。

もちろん、その工程や時間を金額換算できるほど量はありませんから、こういう場合には、仕方が無いことなのですが、それを傷つけても「誰だか判らない」、「簡単に直して」なんて言われてしまうと、私のところで仕上げた塗膜の商品としての価値は、いったいどのように捉えられているのであろうか?と考えてしまいます。


傷がつく事はもちろんありえることですが、その後の対応いかんで、「いいよ直しておくよ!」と言えるのか、それとも「補修費用は別途請求させていただます!!」と言わせてしまうのかは、傷をつけて黙っている人ではなく、最終的に現場監督の裁量となるのです。
もちろん、傷をつけて黙っている人が最低であると言うことは、間違いない事実ですが!!


『たかがペンキが剥れたぐらいで怒っている』と思われるほうが強いと思いますが、私からすれば仕上りが「第一浜名建装」の商品なのですから、その点だけははっきり主張させてもらいます!!

そして本日の補修で、わからなくしましたが、隠蔽するためには2回塗り。
たかがでは無く、それだけ時間が掛かるのです・・・・・・・。


     商品としての価値     商品としての価値


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Posted by くぼた at 23:11 │塗装
この記事へのコメント
今日の仕事はタッチアップまた色あわせばかりです。
Posted by トモペン at 2007年03月07日 12:55
トモペン さま

得意の調色作業ですね。
私なら・・・面倒だから全部塗りましょう!と・・・。
と言うから、そういう仕事が来ないのですよ(笑)
Posted by くぼた at 2007年03月09日 08:04

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商品としての価値