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2010年08月16日

なぜ?

塗り替え中の現場において、あえて仕上げをしない部分が存在している。

それが何処か?と言うと、袖壁の下である・・・・・・。

     なぜ?





袖壁の両側や周辺など、この部分のみをあえて残すのはなぜ?

と言うのには、大きな理由があるからなのです。






この袖壁となる部分、私の指示が不足したため、下塗りのシーラーを塗装したまでで止める予定が、中塗りのフィーラーまで塗装してしまっている。

本来ならば、中塗り工程を省くはずの部位なのです。

そして、なぜ?中塗りを入れないのか?

なぜ?上塗りも塗らずにいるのか?

それは、水分の影響によるものを考えてのことなのです・・・・・。






この水分とは、雨水に間違いないのですが、まず第一の理由として、袖壁の上が笠木であること。

笠木部分から雨水が浸入した場合、弾力性のある塗膜があると、雨水の蒸発や透過が妨げとなり、塗膜膨れが起こる可能性があるから・・・・・。

第二の理由として、袖壁の側面に屋根が絡むことにより、熨斗水切りや捨て水切りの部分から雨水が浸入した場合、やはり塗膜膨れの可能性が・・・・・。

これら可能性を避けるための確認と、万が一の対策のために、今はあえて塗装をせずにいると言うわけ。






なんだか意味が判らないと思う方も多いのでしょうから、その解説はまた後日に・・・。



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Posted by くぼた at 22:48 │塗装

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