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2009年07月27日

証拠発見

先日屋根からの雨漏りにつてのご相談があり、調査を行ってきた。

和室の天井に大きなシミがあり、ここ1年から半年の間に広がってきたとの事・・・・・。

     証拠発見




今までに、瓦屋さんほか、いくつかの業者に見てもらったが原因不明とのことで、私のところへ相談が入ったと言うわけですが、まず、雨漏りについて十分な理解がある人ならば、この写真ですぐにおかしな事に気がつくだろう。

おかしな事とは、パッと見て天井のシミが不自然なのと、壁面にシミが全く無いのです。

しかし、平屋の建物なので、この上は小屋裏(天井裏)で屋根という順番であり、一概に雨漏り以外の可能性に持っていく事はできない。

そこで、屋根の登り、ぐるぐると観察・・・・・。

この時点でおおよその推測をお話させていただき、後日、小屋裏の点検と散水調査をする事にしたのです。






そして調査当日、小屋裏に入って最初に目にした証拠発見で、確信を持ったのです。

それはこの痕跡・・・・・。

     証拠発見





これは、断熱材の袋を破られ、辺りに散乱している状態。

コレが何を意味するかと言うと・・・・・、動物のいた痕跡であり、その証拠なのである。

どんな動物なのかは、正確にはわかりませんが、動物が自分の寝床を確保するため、断熱材などをバラバラにして自分の巣を作る習性があるらしく、コレを見ると、動物がいたことがわかるのです。





そして天井下地を観察するも、雨水浸入の痕跡が無い。

と言う事で今回のシミは、雨漏りではなく、動物の「おしっこ」と言う事が判ったのです。

入っていた動物がリスなのか、ハクビシンなのか、その他の動物なのかは判りませんが、小屋裏が住処になるぐらい快適であったのでしょう・・・・・(苦笑)

たしか先月も、雨漏りではなく動物の侵入だったと言う案件があったような・・・・・。



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Posted by くぼた at 23:27 │実録!

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