静岡県浜松市で塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

  

  

2014年01月01日

あけましておめでとうございます



あけましておめでとうございます

新春を迎え平素のご厚情を感謝し
皆様のご多幸をお祈り申し上げます



  本年の目標としまして

   1・今まで以上に施工品質の向上を目指す事

   2・工事に関しての体制の再整備をする事

   3・お客様に、よりご満足いただけるようにする事

  弊社がお客様のお役に立てますよう
  そしてご満足いただけますよう
  本年も精一杯努力してまいります
  宜しくお願い申し上げます



      平成26年元旦

   有限会社 第一浜名建装
   代表取締役 久保田仁司



   

  
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Posted by くぼた at 12:57出来事想う

2013年12月31日

心より感謝申し上げます

本日までかかり、ようやく平成25年の仕事がキリになりました。

今年は、ここ数年、毎年のこととなった台風被害の対応や、消費税増税の影響による工事依頼の集中など、非常にタイトなスケジュールとなってしまい、多くのお客様にご迷惑をお掛けしてしまいました。

実のところ、まだまだ現場は大混乱と言ったところであり、足場が掛かったまま年越しをする現場もありますので、お正月でなければ、工事を少しでも進めたいのが本音なんですが・・・・・。

今回はお客様にお許しいただきながら、何とかお正月休みを迎えさせていただいたのです。






しかし、あくまで今回、今年限り。

そうそう同じことを繰り返すわけにはいかないし、来年は順調に進められるよう、この休み中の私の仕事は、今後の業務についての組み合わせや調整をする予定です。

またこの年末、諸事情によりスタッフの入れ替わりがありましたが、平成26年正月明けからは新体制にてアクセル全開でいきたいと思っています。

本年一年間、皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

有限会社第一浜名建装スタッフ一同 心より感謝申し上げます。



  
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Posted by くぼた at 23:11出来事想う

2013年12月22日

年末恒例?

本年も、残りはもうわずか10日。

その中で、実働1週間しか無いという現実を前に、もうジタバタするのも限界という状態・・・・・。

これは、毎年12月に必ず繰り返されることなのだが(苦笑)、今年は消費税増税前という一大イベントのような状態に巻き込まれ、もうムチャクチャな状態となっているのです。






そんな言い訳をしても、多くのお客様をお待たせし、ご迷惑をお掛けしている現実になんら変わらないのですが、ありがたいことに、辛抱強くお待ち頂く皆様に助けられ、そしてスタッフ一同の頑張りで、なんとか現場を進めているのです。

しかし今年は本当に凄まじい状況で、各種資材の在庫状況や納期にも、かなり大きな影響が出ているし、このことにより、価格にも変動があるため、建築に関わる分野では、特に大きな影響を受けています。

先日も、改修工事の現場で発注しようとしたアルミ建材など、ビル用などは納期1ヶ月以上という回答が。

材木屋さんへ注文した材木も不足しているとの事だったし、取引先以外からも突然問い合わせがあると。

もちろん材木などは生ものと同じなので、価格も市場の引き合いによって変わるので、高騰しているのは言うまでも無い。

こんなバタバタを超えた状況では、仕事をする側にも、お客さまにも、どちらにもメリットが無いような気がするのですが・・・・・。







とは言っても、世の中の流れを変えられるわけも無く、自分に与えられた仕事において、ベストを尽くすのみ!

また、明日からの週、本年最後の追い込みに走り回ります!!  

Posted by くぼた at 22:29出来事

2013年11月01日

決算

昨日、当社の決算日を迎え、これにより本日、第27期に入る事が出来ました。

近年、たいへんありがたいことに、多くのお客様から様々なご相談をいただき、ご要望を受け、そしてご用命をいただいています。

そして売上高としても、なんとか前年を上回る事が出来、ご縁があった皆様に感謝の気持ちでいっぱい。







ただし、売上はともかくとしても、利益と言う面では全然ダメなので、そこのところが今後の大きな課題。

と、毎年同じようなことを考え、つぶやいているような気がするのですが・・・(苦笑)







また、それ以上に重要な課題として、スタッフの育成があるし、工事品質の向上がある。

どちらにしろ、全てにおいて向上なくしては、すぐにお客様に飽きられてしまうと思っているし、この情報化社会の中、中身がなければ、いくら口が上手くても、簡単に見破られてしまうだろうと思うのです。

そういう中で、HPやブログをご覧いただき、お問い合わせ、ご用命いただいているのですから、その中身が伴うのは、当たり前のこと。

いや、ネットで多くのことを記している以上、それ以上に知識、工事力があると思っていただけるようでないと!!






とまあ、こんな事を考えつつも、本日も現場にて、雨仕舞について頭を抱えられる幸せ(?)を噛みしめられました(笑)
  

Posted by くぼた at 22:48出来事

2013年10月18日

緊急のお知らせ!!

本日、現場での作業中に入った1本の電話、この電話の内容に驚きの出来事が!!

なんと、当社の名前を騙った人間についての問い合わせだったのです。






本日午後3時ごろ、非通知で1本の電話が入った。

電話口からは、そこそこの年齢ではないか?と感じられる女性からの声。

女性 「おたくは第一浜名建装さんですか?」

私  「ハイ、そうです」

女性 「今、富塚町で、屋根の点検に回ったりしていますか?」

私  「えっ?・・・・・、ウチが依頼の無い方のお宅へ点検にお邪魔することはありませんが・・・・・・」

女性 「いえ、今、ウチの屋根瓦がオカシイと言って、お宅の名前で人が来ているんです」

私  「スグに断ってください!!ウチとは関係ありませんし、他人の名前を騙るなんて詐欺ですから!!」

女性 「わかりました!! 今、主人が対応しているんですが、スグに断ります!!」

私  「とにかく、絶対屋根に登らせててはダメですからね!!」






過去、当社が塗り替えをしている現場の向かいのお宅にて、当社の下請けを名乗り、点検を勧誘した詐欺?まがい(??)の業者は居ました。

実際には、ウチの下請けでもなんでもないし、その現場に下請けなど入っていないのですが・・・。

今回、当社の名前をはっきりと言ったのか? それとも名刺を偽造したのか? 正確なところは定かではないのですが、実際問題として、ウチの名前を騙る詐欺師が居たという事実。

そんな詐欺師からの狙い打ちを受け、屋根瓦がおかしいなんて言われ、そりゃあ、電話をくださった方もあせっていた事でしょうが、そんな中、冷静に当社へ電話を下さったことにより、目の前に居るのは詐欺師だという事実は伝えられた。

とりあえず、その後、どうなったのか?については判りませんが、ウチの名前が騙られるなんて、ウチも随分有名に(?)なったものだと思うしか・・・・・。






いや、もうこの案件については、人の名前を騙る詐欺なので、警察に通報し、しかるべき措置をとるなど、法的な対応を含めた対策を講じなければなりませんので、これから、色々と動かなければなりません。

その前に、もし、当社の名前を騙る人間が、点検と称して近づいてきても、絶対敷地内に入れないでください!!

もちろん、当社の名前を騙っているかどうかだけではなく、通りがかりの親切心を装った点検とは、詐欺と疑って間違いないと思った方が良いと断言しても良いでしょうから!!

まずは本日の出来事として、緊急のお知らせとして、ここに記します!!  

Posted by くぼた at 21:29出来事実録!

2013年09月09日

スキルアップセミナー

昨日、NPO法人雨漏り診断士協会主催雨漏り診断スキルアップセミナーが開催された。

今回は、診断士協会の理事だけでなく、雨漏り診断士資格保持者である「リペイント湘南」の原田社長にも、雨漏り事例報告をしていただき、いつにも増して、内容の濃いセミナーになったと思っています。





試験と違う雰囲気で進むのが、セミナーならでは。

第1講義では実例を挙げた講義、この時間は、自分の現場に置き換えてメモを取る方、考え込む方など、受講者の反応も様々。

          






第2講義では、「雨漏りビジネスの基本」と言う経営色の強い講義となり、講師の話の上手さもあり、メモを取る方、頭を左右に振りながらプロジェクター画面を見ようとする方が一気に増えたのです。

そして第3講義、ここでは原田社長の経験したことを話してもらったのだが、なかなか止められず苦労した雨漏り現場の話だったのだが、、最後まで諦めず取り組み続け、そして突き止め、治す事が出来た時の苦労と喜びを話してくれ、参加者はもちろんのこと、全員が共感した、素晴らしい話であった。

     






内容の濃い講義が続き、最後は時間が少なくなった、パネルディスカッションとなったところで私の出番。

     






ここまでの講義が素晴らしく、私の出番は必要ないと思うぐらい、素晴らしいと思った今回のセミナー。

手前味噌ではあるが、各々の経験値の積み重ねもあり、講義自体の出来も回を重ねるごとに良くなっている思うし、何より雰囲気が良い(笑)

そして、セミナー後の懇親会。

「雨漏り」と言うキーワードにおいて、おっさんの集団が盛り上がるお酒の席って・・・・・、異様といえば確かにそうなのだが(笑)、それだけ真剣に向き合う人が集まってきていることが感動ものなのです。

なにしろ、私が雨漏りに取り組み、目いっぱい尖っていた十数年前、その頃に、このような会を本当に作れるようになるとは、とても想像できなかったから・・・・・。

なにしろ、一人、尖っていた私の、心の内の想いでしかなかったのですから・・・・・。






素晴らしい仲間に出会えた事、このことに感謝です!!  


Posted by くぼた at 23:14雨漏り

2013年08月06日

お知らせ(求人)

あまりに暑い今年の夏。

当社社員はもちろんのこと、協力スタッフを含め、さすがにバテ気味・・・・・。





しかしながら、ありがたいことに、工事をお待ちいただいているお客様が居る中でも、仕上がり・品質への妥協をせずに工事をさせていただいているのです。

この妥協をしないことは、お客様から代金を頂く以上、ごくごく当たり前のことなのだが、実のところ、予算面、工事期間、自分たちの工事レベルを総合的に合算したところになるため、結構難しいものなのだと思っています。

かく言う私も、普段の仕事に加え、雨漏りを含む講義や相談、というものをさせて頂きながらも、まだまだ勉強するべきことは山のようにあると思っているし、自分のレベルもまだまだ向上し続けなければならないと思っているのです。





そんな当社、いくら工事に関しての自負があったところで、自分たちだけの中では、将来的に人材が不足あるのはあきらかだし、世代交代を含めたものを考えていかなければならない時期へとなってきているのも事実。

そこで、当社のスタッフを募集したいと思っています。

私たちと一緒に、建物の工事を通じ、お客様の喜ぶ顔を見たいと思う方、ご連絡をお待ちしております。



有限会社第一浜名建装 TEL 053-438-0230  

Posted by くぼた at 09:10出来事

2013年07月24日

雨漏り診断スキルアップセミナー開催のご案内

先日、16回目となる雨漏り診断士資格試験が終了したところだが、関東近郊では、昨日の集中豪雨もあり、雨漏り診断士のところへ何件ものSOSが入っているらしい・・・・・。

それだけ、雨漏りに困っている方々多いと言うことなのだが、単純にシーリング(コーキング)で手当たり次第に塗りまくるなんて馬鹿げた方法しかしらない無茶な業者はともかくとして、真剣に雨漏りに取り組めば取り組むほど、建物のあらゆるところに仕込まれた雨仕舞の細工が気になるもの。

一方、雨仕舞の問題に対し、どこまで理解し、噛み砕き、それを修理へと導く事が出来るのか、それこそ、雨漏りを目の前にし、その場に立つもののスキルがものを言う世界なのです。

また、最も重要だと思うのは、やはり根本的な建物の知識を持ち、それをいかに判り易くお客様へ伝えられるかと言うところ。

このスキルが無いということは、逆に言えば、理論的に理解出来ていないと言うことも・・・・・。

それだけ雨漏りとは、難しいものなのです。

そしてこのような思いの中、やはり様々な角度から雨漏りを勉強することが大事。







と言うことで、 以下、雨漏り診断スキルアップセミナー開催のご案内です。





NPO法人雨漏り診断士協会主催 雨漏り診断スキルアップセミナー
************************************

講座名 :  最新事例報告と雨漏りビジネス

開催日    2013年9月7日(土曜日)13時00分~16時45分
会場     東京八重洲ホール(JR東京駅徒歩2分)
募集定員   54名
申込期間   2013年8月1日~2013年8月25日
受講料    登録雨漏り診断士 9,000円(税込)/ 一般 20,000円(税込)
主な内容
【第1講義】
雨漏りビジネスの基本<1>『雨漏り診断の調査プロセス』(13時00分~)
◎雨漏り物件の現調から診断・報告書提出までの基本マニュアル。
講師:高松洋平/今野昇

【第2講義】
雨漏りビジネスの基本<2>『雨漏り診断の営業プロセス』(14時10分~)
◎雨漏りをビジネスとして成立させるための集客からフォローまで。
講師:唐鎌謙二

【第3講義】
雨漏り最新事例報告(15時20分~)
◎雨漏り診断士による最新事例を報告。<ソーラー(太陽光発電)雨漏予防を含む>
講師:蓮見恵一、原田芳一/他 登録雨漏り診断士

【パネルディスカッション】(16時20分~)
講師:玉水新吾、久保田仁司/他 登録雨漏り診断士

<懇親会>
セミナー修了後(17時~)別途、懇親会(会費:5,000円)を予定しております。内容に付きましては「申込確認メール」にて、ご案内致します。

申込方法  下記の必要事項をご記入頂き、Eメール ame@amamorishindan.com 宛に送信して下さい。
注:郵便番号、電話番号、アドレス部分は、必ず、英数半角文字にて記入。
注:機種依存文字使用不可。

■ お名前:
■ 電話番号(携帯電話優先):
■ eメールアドレス(連絡用):
■ 勤務先又は所属先名(任意記入):
■ 勤務先又は所属先所在地(任意記入):
■ 雨漏り診断士登録番号(診断士のみ記入):
■ 受講講座名:最新事例報告と雨漏りビジネス
■ 懇親会:(参加・不参加)


************************************


「受講申込メール」受信後、残席数を確認し、協会より「申込確認メール」を返信させて頂きまので、内容をご確認の上、該当受講料のお振り込みをお願い致します。
受講料の振込先、懇親会の詳細等は「申込確認メール」にて、ご案内致します。






会場にて、多くの方とディスカッションできる事を、楽しみにしております。  


Posted by くぼた at 21:55雨漏り

2013年07月20日

第16回雨漏り診断士試験

本日は、東京八重洲において、NPO法人雨漏り診断士協会主催「第16回雨漏り診断士資格試験」が行われている。

16回を向かえた今回の試験、なんと、申し込み開始日当日に募集定員を大幅に超える人数の申し込みあり、急遽、様々な調整を行い、部屋を増やすなどの対応をしてみたのだが、とうとう次回試験への繰越をお願いする方まで出てしまった。

近年の申し込みスピードの速さは十分に理解していたものの、開始日当日だけで、それを大幅に超えるなど、理事全員が予想もしなかったのです。






本日これからの時間、試験が開始されるのだが、資格試験対応講習においては、受講者全員が一部屋での講習となるので、部屋は熱気むんむん・・・。

熱い思いを持った受講者の方々を前に、講習に力が入るのはもちろんなのだが、この暑い時期に部屋いっぱいの人数ですから、暑くないわけが無い(苦笑)





     第16回雨漏り診断士試験






もちろん私も、二つの担当講義を行っていたのですが、毎回のことながら、受講者の目が気になって、それなりに意識をしながら講義をするのですが、この人数の試験は始めて。

最近はだんだん緊張はしなくなって来ていたのですが、今回、午前中の講義は、少し緊張(苦笑)

まあ、これも経験です(笑)






また、午前中には、建築分野の業界新聞からの取材も入り、こちらの記事についても、今から楽しみです。

さて、今回の合格率はいかに!!  


Posted by くぼた at 15:29出来事雨漏り

2013年07月02日

折り返しにて思うこと

1年の中の一区切り、すでに平成25年も半分を過ぎてしまい、あっという間に折り返しとなってしまった。

ここしばらく・・・・・と言うか、ここ数年、お客様からのありがたいご要望数々、感謝の日々を過ごしているのですが、いかんせん、体は一つしかないし、工事品質は何をしても絶対に落とすわけにいかないしと・・・・・。

もがいている割には、お客様をすっかりお待たせしてしまうと言うご迷惑の掛け通しに、いつもお詫びをしているような状況。

それでも、怒らず(?)、焦らず(?)待っていてくださるお客様に、感謝感謝の日々なのです。





こんな状況の中、出来ることを精一杯やりながら現場を進めているのですが、梅雨に振り回されながらも、昨日、今日で、何とかいくつかの現場が完了・完成を向かえている。

その中の一つ、昨年から関わり続けてきた雨漏り修理の大きな工事があるのだが、その現場も、完了確認を向かえ、ようやく肩の荷が少し下りたような、そんな気分。





思えば、昨年夏前から関わり続けているのだから、かれこれ1年。

実際には、雨漏り発生は築後まもなくからだし、建築した会社がもっと前から足場を組んでいたのだから、お客様にしたら数年間と言う方が正しのだが。

今回は完了したと言う気持ちになってくださり、関わったこちらとしても、本当に良かったと思えるのです。





しかしこれまでの1年、この現場だけでも、様々なトラブルがあった。

そもそも、私は建築会社とは何の接点も無い。

たまたま信頼する建築士さんからの別件のご相談から、こちらの現場へと来たのだが、現場を目にしてしまった事、まして雨漏りの話ですから、いつの間にか話から抜けられなくなってしまっていた(苦笑)

そして、だんだんと関わりが深くなって・・・、いつしか、まるで窓口のように・・・・・。





ただし、建築会社の側も、何とか治したいという思いがあるし、特に諸事情から即席現場監督となってしまった営業は、分からないことだらけの現場監督と言う仕事で精一杯がんばっていたし、少しつづではあるが、現場の下職さん達の意識も変わりつつあった事で、私もサポートに、より力が入ったのです。

しかし、次から次へとトラブルが起きるし、不具合は見つかるし、そのたび、説教・指導とを繰り返す日々。

なので途中からは、監督や大工さんから下地の作り方や、収まり(雨仕舞)について、何度も確認の連絡が入るようになっていった。

そして大工工事完了後、左官工事が中心となって現場が進んでいき、少しつづ落ち着いていたように見えたのだが、それは大きなトラブルの前、言わば嵐の前の静けさであった。





一見、ある程度順調に見えた現場も、いつしか現場の完成に暗雲が立ち込め始めたのが冬。

そもそもの完成予定は3月いっぱいとなっていたのだが、大工工事がずれ込んでいたため、左官工事の完了が怪しくなっていた。

それでも左官業者からは、完成が遅れるかどうか微妙なところと言うニュアンスだったので、何とか完成目指して頑張るようにと、尻を叩いていたのだが・・・・・。

4月に入り、進捗状況としては、まだ何割という状況。





そして、とうとう・・・・・。

一般の住宅ではないことと、特別な大きな行事があり、一時的に足場を取らなければならないため、少なくとも、多くの来客の目にふれる部分に関しては、なんとしても目処が立つようにと口うるさく言っていたのだが、それも適わず、足場解体日を迎えてしまった。

また足場解体数日前、前のブログにも記した、衝撃の事件が起こったのです。





原因は、大雨予報、天気が荒れると言う予報にも関わらず、バルコニー内部のビニール養生が残ったままとなっていた事で、そのビニールがドレン(排水口)部分に詰まり、プール状態となり、そして雨水が掃き出しまどを乗り越えて室内へと・・・・・・・・・。

雨漏りを治す工事だった今回の工事の中で、まさか雨漏りを誘発させるような原因を、それも決定的な人的ミスが起こるとは、恥ずかしいし、悲しいし、もう謝りつづけるしかなかったのです。

お客様は、私には関係ない部分だとは言ってくださるのだが、関わった以上、そこまで気を遣うように、周知徹底を指示すべきだったことが、私の足りなかったところ。

このときばかりは、本当に辛かった・・・。






大きな行事の直前と言うこともあり、障子の張替えを大急ぎで手配したり、雨ジミを目立たなくするために、薬品を用いてシミ抜きをしたり、ばたばたと走り、もはや無理矢理ではあるが、何とか当日を迎えられた。

そんな衝撃の出来事を越え、ようやく足場解体に至ったのが6月前半。

そこからも、やっぱり色々な事が起きたのだが、ここまで色々あると、ちょっとやそっとでは動じなくなっていた(苦笑)

そして最後に発覚したのは、敷地内の雨水枡部分から排水管内部に堆積し、固まった漆喰。

いやはや、道具の洗浄において、排水と一緒に流れた漆喰が固まっていたと言う、最後の最後での発見となり、怒る気力も無い状態となっていた。

結局、既存の枡と配管10数mは入れ替え、どうしても入れ替えがきかない部分は、高圧洗浄機に配管洗浄用の特殊なノズルを購入し、それで洗い流したのです。





この一件で、さすがにお客様も堪りかね、左官業者にお説教をしたらしいのだが、果たして、それが本人の胸に響いたかどうかは定かではない。

なにせ、一つ一つ、いちいち言い訳をするので、私としては、もう見放した状態。

お客様、皆の間に入って頑張り続ける現場監督(営業)、こちらの現場へ関わるきっかけとなった建築士さん、この人達のためだけに、私が投げ出す事をしなかったと言うだけという考え方も・・・・・。





とまあ、あまりに色々ありすぎた現場の、その中でも大きな出来事だけを記したのだが、それにしても、あまりに色々ありすぎた。

しかし、その色々な出来事を乗り越えたことで、お客様と私は安堵感につつまれ、現場監督(営業)は大きな経験を積んだことで、きっと将来役に立つだろうし、またそうなってもらいたい。





多くの現場を経験してきたが、このような現場も早々無いし、少なくとも自分の請けている現場では、このようなトラブルを起こらないような配慮をしているつもりだし、そして普段から非常に口うるさく各業者、各職人に指導してきている事もあり、このような混乱が起こったことは無い。

そういう意味では、お客様には多大なご迷惑が掛かってしまったものの、すごい貴重な経験を積ませてもらったのかもしれない。

そしてこの経験、このような事があったからこそ、より一層自らを律し、各業者、各職人ともども、全ての面での工事品質向上を目指し続けたいと思うのです。

そもそも、品質向上に完成も終わりなど無いのですから・・・・・。  
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Posted by くぼた at 21:42出来事想う

2013年04月07日

注意不足から・・・

昨夜は天気予報通りの大雨。

そんな中、夜8時過ぎにお客様から「部屋に酷い雨漏りが!!」との緊急連絡が入った。






実はこちらのお宅、築5年の建物で、完成後早々に雨漏りが起きていた。

そして施主と建築会社とが揉めた末、昨年からようやく修理が進みだした現場である。

そんな現場で私は、アドバイザーの立場にて、建築会社の修理内容への助言や、施主さんからの相談を受けるなど、第三者としての立場で関わっている。







そして昨夜の緊急連絡。

今まで関わってきた中で、雨漏り原因を確認し、修理する方法、予防する方法を考え、指示してきた。

それなのに・・・・・

まさか雨量が多いぐらいで漏るか?

いや、まだどこかに瑕疵が隠れているのか??

色々なことを考えながら到着してみると、和室は悲惨な状況となっていた・・・・・。





     


     


     











お客様も呆然としていたなかで、雨漏りの原因は、非常に単純なものと言うことが、まもなく判明。

なんと、それは職人の注意不足から起こったものであった・・・・・。





     







現在、現場ではある工事が行われていた。

その工事に際し、バルコニーの防水面が汚れないようにと行った養生が排水口に絡み、雨水が排水されず、プール状態になって、その水が・・・・・・、室内へと流れ込んでいたのです。

もう、悲しく、そして申し訳ない気持ちでいっぱい・・・・・。






直接は工事に関わっていないとは言え、関わりを持っている以上、様々なシミュレーションを頭の中で立てるべきところ、そこまでは考えが足らずにいた事に、自分の未熟さを感じたのです。

天候が荒れると言うことで、足場の飛散防止シートをパイプに巻きつけるという事までは考えたのだが・・・・・。

職人に対しては、その場で連絡を取り、「翌朝すぐに謝罪に行くように」、「今後の室内の復旧予定を立てるように」と言う指示は行ったのだが、それにしても注意不足からこのような結果になろうとは・・・・・。

さて、明日からは復旧への指示、指導、そしてこの現場では当初予定のなかった現場管理など、やることが山積みである。  


Posted by くぼた at 22:30雨漏り

2013年03月07日

展示会・発表会

先月から続いた展示会・発表会などのメーカーや商社の行事。

市内で行われるのならば、仕事の合間に走っていく事が出来るのだが、そのようなものはごく稀な話・・・・・。

そんな事もあり、行くか、行かないか、非常に迷うのだが、展示会や発表会を通じて得る情報、そして出会いなど、これは非常に大きな収穫となるため、なんとか時間のやりくりをして行かなければと思うのです。






先月は名古屋ポートメッセにて、塗装・防水用副資材を扱う商社のイベントである「マルテーフェア」へ。

     

これは商社のイベントと言うこともあり、商品を「見て触って購入する」ものだが、この商社では、商社の部門ではなく、刷毛・ローラー部門、とりわけローラー部門の方とご縁があり、いろいろな話をさせて頂いた。







その翌週、某塗料メーカーの講習。

これは、知り合いが講師を務めたこともあり、使わないメーカーながら参加となった。







今月に入り、先週は東京ビックサイトにて行われた「エコハウス&エコビルディングEXPO 」と、「太陽光発電システム施工展 」へ。

          

これは、その名の示すとおり、エコハウスをキーワードにした各種製品などをはじめとした展示会。

その中でも、気になったのは太陽光パネル・・・・の各会社ごとの取付方法による違い。

パネル性能云々については、わざわざ私が触れる必要が無いぐらい、だれでも知っているとなるのだが、反面取付方法と言うのは、一見同じように見えながらも違いがあるのです。

さらに、雨仕舞を考慮されているのかどうかと言う観点で見ると、これは???と思うことも・・・・・・。







そして次の日には、都内にて開催された、塗料メーカーの新製品案内と勉強会へ。

こちらのメーカーは、製品のフィールドテストなどでも接点があること、そして社長と顔を見ながら直接話が出来ることもあり、必ず参加するようにしているのです。






そして今週、またまた東京ビックサイトへ向かい、日経主催の「建築建材展」へ。

     

「エコハウス&エコビルディングEXPO 」にも出展していた会社もあるのだが、出展テーマが違うようで、同じ製品を案内するにも、展示ブースの雰囲気作りから別物。

そのほかにも、定期購読をしている日経ホームビルダー誌上に紹介される製品や会社などの出展があり、ブースを回りきるまでに数時間を要しながら、名刺があっという間に無くなった(笑)







毎年、3月は展示会や発表会が重なる時期ではあるのだが、今年は2月からすでに5回。

現場も進めなければならないのはもちろんだが、情報収集も重要で、改修時において使えそうなものを探したり、折衝して製品につなげたり、今の工法を勉強したりと、頭の体操が続くのです。

それにしても、今年は・・・・・頭の中がフル回転である。  


Posted by くぼた at 23:12出来事

2013年02月16日

第15回 雨漏り診断士資格認定試験



本日は大阪市内天満にて、NPO法人雨漏り診断士協会主催、『第15回雨漏り診断士資格試験対応講習会ならびに資格試験』を開催している。






15回目となった今回の雨漏り診断士資格試験なのだが、今までに250名を超える診断士が誕生している。


資格はあくまで資格なので、この資格において雨漏りがわかるとか、簡単に修理できるようになる、と言うような、そんな都合の良いものではないのだが、少なくとも、資格試験に挑戦することで、雨漏りに関わることを勉強する機会が出来るので、この機会こそが非常に重要なのです。






そして雨漏り診断士試験の内容は・・・・・、そもそも教科書などどこにも存在しないもの。

建物を設計した段階で仕込まれてしまう不具合が雨漏りに繋がることがある。

完璧な設計を行った筈なのだが、施工中に意図せず雨漏りを誘発してしまうような不具合が仕込まれてしまうことがある。

経年変化、経年劣化によって、不具合が発生したことでおきる雨漏りがある。

予想を超える気象などの条件や外的要因によって引き起こされる雨漏りも・・・・・。






様々な原因、要因がきっかけで起こる雨漏りは、何かの統一性があるわけでもなく(全く無いわけではないのだが)、時として、突如目の前に現れる事象なので、簡単な理屈で片付けられる問題ではないのです。

そんな、非常に判りにくい事象である雨漏りなのだが、雨漏りのご相談が減る気配どころか、増える一方の、建物に関わるもっとも厄介な問題なので、私を含め、協会の理事全員の経験をまとめ、噛み砕いたのが、この試験の基となっているのです。

だからこそ、しっかりと勉強してもらいたいし、私たちが経験してきた大きな遠回りを、少しでも近道に変えることが出来るなら、世の中の雨漏りが少しでも減るかもしれない・・・・・、だからこそ!!






          






想いが伝わるか否かは別問題なのだが(苦笑)、この想いを伝え、感じてもらえるよう、私たち講師自身も非常に真剣なのです。  


2013年01月01日

謹賀新年

謹賀新年



旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。

本年も一層のサービス向上を目指し、社員一同誠心誠意努める覚悟でございます。

なにとぞ本年も倍旧のご支援のほどお願い申し上げます。

平成24年元旦


有限会社 第一浜名建装
代表取締役 久保田仁司











  

Posted by くぼた at 08:00

2012年12月30日

年内業務終了

昨日をもって、年内の業務が終了しました。





今年は例年に無く業務が混乱してしまい、工事が遅れ続けてしまうという状況になり、結果として、お客様を大変お待たせしてしまい、多くのご迷惑をお掛けしてしまった1年でありました。

そんな状況にも関わらず、お待ちいただいたお客様に、心より感謝申し上げます。

また、工事のサポートをしてくれた、多くの協力業者さんの助けもあって、なんとか1年を締めくくることが出来たことも、こちらも感謝感謝の1年でした。





振り返ってみると、昨年12月に入社したスタッフの頑張りもあり、現場の混乱はありつつも、塗装業務に関しては、なんとか進んでいくと言う流れが出来つつある。

これに関しては、当社ならでは?という基本姿勢に最初は戸惑ったスタッフだが、だんだんとそれに馴れてきている様子で、来年のますますの頑張りに期待が高まります。

これ以外にも、新たな取り組みを開始したことで、これからの当社の方向性について、イロイロと考えた年。





しかし、まだまだお客様の期待に添える会社となっているかと問われれば、答えはおのずと・・・・・。

この年末年始の時間を活用し、少し頭の整理をしたいと思います。






本年もたいへんお世話になり、ありがとうございました。

当社の年末年始休業は、12月30日~1月3日となります。

大変ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い申し上げます。





有限会社 第一浜名建装

代表取締役 久保田仁司

  

Posted by くぼた at 07:06出来事

2012年10月27日

実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ

先週の土曜日、八重洲にて『実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ』と題した、雨漏り診断スキルアップセミナーが開催された。

私が副理事長として参加している、NPO法人雨漏り診断士協会主催のスキルアップセミナーである。







今回のセミナーは、雨漏りの調査・診断に特化した内容とすると理事会で決定したため、セミナー資料には、雨漏り修理についてのものは一切入れる訳にはいかない。

となったのだが、私のところでご縁があって関わる建物は、雨漏りが非常に酷い状態であったりし、建物躯体に大きなダメージを受けているケースがとても多い。

おそらくこれは、他の理事と比較しても、あきらかに私のところが多いのでは?と思うほどである。






だからと言う訳ではないのだが、雨漏りの目視診断から散水、そして解体・・・・・・と、屋根や外壁を解体した写真が多いので、セミナー資料を作成する際も、ついついそういう写真を入れたくなってしまうのです。

この解体という作業、全ては雨漏り原因を根本解決するためのものであるため、これから経験を積んでいくであろう受講者の頭の中に、雨仕舞の仕組みや概念を取り入れてもらうためのものだと思っているため。

と言う私なりの理屈と言う事で・・・・・・・・(苦笑)



     






そして今回のセミナーでは、セミナー後の懇親会も企画したのだが、これがまた30名以上の人数となり、会場はすごいことになった。

なんといっても、「雨漏り」と言うキーワードにこれだけの人数が共感するように、話しこむのだから、そりゃあもう、はたから見れば完全にへんな集団である(笑)

とは言っても、内容はやはり至って真面目に、真剣に雨漏りについて学ぼうとし、語るのであるから、雨漏り診断士協会を立ち上げて本当に良かったと思う瞬間である。







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そしてここからはお知らせです。

次回、雨漏り診断士試験が、来年2月に大阪で開催されます。

応募開始は12月1日からとなりますが、昨今の試験では、募集開始から早々に満席となってしまっているため、少し早めのお知らせとしてみました。


  <雨漏り診断士資格認定試験のご案内>

   主催:NPO法人 雨漏り診断士協会


【第15回 雨漏り診断士資格認定試験(大阪会場)】実施要項
資格名称:雨漏り診断士
試験日程:2013年2月16日(土)15:15~16:45
受験資格:試験当日に満20歳以上であること
受付人数:30名
申込期間:2012年12月1日~定員になり次第、締切とさせて頂きます。
申込方法:詳細はこちら受験料金:9,000円
※試験合格者は別途協会登録手数料として¥8.000円が必要です。
試験内容:
1.建築の基礎知識(施工・構造)
2.雨仕舞いと防水の基礎知識
3.雨漏り診断の実例・実務

◎【第16回 雨漏り診断士資格認定試験】は、東京会場にて2013年7月実施を予定しております。




<資格認定試験 関連講習会のご案内>
主催:NPO法人 雨漏り診断士協会


【雨漏り診断士資格認定試験対応講習会(大阪会場)】実施要項
講座名称:雨漏り診断士資格認定試験対応講習会
試験日程:2013年2月16日(土)9:30~15:00
受験資格:試験当日に満20歳以上であること
受付人数:30名
申込期間:2012年12月1日~定員になり次第、締切とさせて頂きます。
申込方法:詳細はこちら受講料金:21,000円 (テキスト代含む)
※テキスト等は2013年1月25日発送予定となります。
※再受講(テキスト不要)の方は受講料が13,000円に減額になります。
再受講の方は、お申し込み時、備考欄に「再受講・テキスト不要」とお書き添えください。
講義内容:雨漏り診断士資格認定試験内容に準拠
  


Posted by くぼた at 21:21雨漏り雨漏り調査雨仕舞い

2012年10月02日

雨漏り診断について

台風一過の昨日。

昨年9月の台風、今年6月の台風襲来と、浜松に住みながらここまでの台風襲来を想定したことは無かったのだが、今回も当たり前のようにやってきた。






前回2回において相当数の被害が発生したことから、恥ずかしながら、現在修理中の建物をはじめ、未だ修理を完了できていない建物を抱え、直前までバタバタと走り回り、今出来る対策を施していた。

幸いにも、前回、前々回に比べ、台風のスピードが速かったことと、勢力が弱まってきたため、今のところあらゆるところでと言うような大きな被害は無かったことが、まずはホッとしたところ。

そうは言っても、少なからず被害が生じたこともあり、今週中は、その対応にてやるべき事が・・・・・。






また、雨漏り診断、雨漏り調査についてのご相談が続いていることから、こちらについての対応も考えなければならず、今のところ状況をお聞きしつつ、大変申し訳ないと思いながらも、お待ち頂いている状況。

そしてこれは、一般のお客様同様に、建築会社からの相談もあり、それだけ雨漏りが多いと言う事が憂慮され、一方で私のやるべきことを、整理しなければならないと思っているところなのです。






そこで、雨漏りを真剣に学びたいと思う方々へ向けて、雨漏り診断スキルアップセミナーのお知らせです。
残席僅かと言う事で、事務局から連絡が入りましたが、増席も出来るかも?と言う事で、今一度のお知らせです。






講座名  雨漏り診断スキルアップセミナー『実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ』

開催日  2012年10月20日(土曜日)13時00分~16時45分(終了予定)

会場   東京八重洲ホール(JR東京駅徒歩2分)

募集定員 40名

申込期間 2012年9月10日~2012年10月1日(定員になり次第、締切とさせて頂きます)

受講料  登録雨漏り診断士 9,000円(税込)/ 一般 20,000円(税込)

主な内容

【第1講義】雨漏り診断に必要な雨仕舞いの知識(13時00分~)
     ◎防水知識と同様に、診断に必須となる「雨仕舞い」のポイントを解説。

【第2講義】雨漏り診断の事例と解説(14時10分~)
     ◎実例10件を予定(太陽光パネル設置による雨漏りの最新事例を含む)

【第3講義】雨漏り診断の実践プロセス(16時00分~)
     ◎お問い合わせを頂いてから、現調、ヒアリング、診断、報告書作成までを解説。


<懇親会>
セミナー修了後(17時~)別途、懇親会を予定しております。内容に付きましては「申込確認メール」にて、ご案内致します。

申込方法 下記の必要事項をご記入頂き、eメール ame@amamorishindan.com 宛に「受講申込メール」を送信して下さい。(電話番号、アドレスは、英数半角文字にて記入。機種依存文字使用不可)

■ お名前:
■ 電話番号(携帯電話優先):
■ eメールアドレス(連絡用):
■ 勤務先又は所属先名(任意記入):
■ 勤務先又は所属先所在地(任意記入):
■ 雨漏り診断士登録番号(診断士のみ記入):
■ 受講講座名:『実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ』
■ 懇親会:(参加・不参加)

「受講申込メール」受信後、残席数を確認し、協会より「申込確認メール」を返信させて頂きまので、内容をご確認の上、該当受講料のお振り込みをお願い致します。受講料の振込先、懇親会(参加費5,000円)の詳細は「申込確認メール」にて、ご案内致します。

  


Posted by くぼた at 07:37雨漏り雨漏り調査

2012年09月09日

雨漏り診断スキルアップセミナー

初夏の台風にはじまり、お盆期間中の集中豪雨など、雨漏りを引き起こす雨が続く昨今、相変わらず「雨漏り」についてのご相談があとを絶たない。

ご相談については、なにも浜松近郊に限った話ではなく、言ってみれば日本中。

自分の知らない土地の方からも連絡があり、お話を聞きながら、建物の様子や立地条件を想像し、頭の中でイメージをつくることにより、雨漏りの原因に近づく努力をするのです。

もちろん、見たことも行った事もない、そんなところの雨漏りを話だけで想像する事もあるのですから、実際のものと同じとなるかは判らないのだが、それでも困って困ってと相談があれば、雨漏りの携わるものとしての責任として、極力ちからになりたいと思うのです。

これが近隣であれば、目で見て感じて探すことが出来るのだが・・・・・。






ただし、このようなご相談にお答えするのは、あくまで一般の方々からのご相談。

最近、建築会社の方々からのご相談もあるのだが、自らの責任を放棄するように、雨漏りが判らないからと問い合わせをする会社もあり、これも頭のイタイ」ところ。

日経ホームビルダーの連載があったことも一つの要因なのだろうが、お客様の建物を建てたと言う責任があると思うのだが、雨漏りの問い合わせをしておきながら、雨漏りをしたときの状況すら理解せず、こちらから質問をしても、あっさりと判らないと答える業者も・・・・・。







このような状況では、こちらが協力することは不可能と言わざるを得ないのです。

これは、雨漏りと真摯に向き合おうと気持ちがなければ、何度でも雨漏り原因を建物に仕込んでしまう可能性が高く、原因究明が何の役にも立たないものとなってしまう可能性が高いからである。

雨漏りで困って、つらい思いをしてるお客様、その方々を目の前にして、真摯に向き合うのは当然のことであり、それこそプロとしての責任なのだから・・・・・。






こうして様々な雨漏りのご相談をいただくのだが、ここで雨漏りを調べるため考え方を一つ。

「雨漏り」とは、平面的にしか見えなければ、平面的にしか理解できないので、いかに雨と風の様子を立体的に想像するかが重要。

自分自身の経験から言えば、経験があっても、それに偏らず、立体的に想像する力が無ければ的外れな答えにしかならない。

一方で、経験を重ねることにより、風雨と建物内外を立体的に想像できるようになると、それこそが雨漏りを探す大きな力へとなっていく。

だからこそ、経験を重ねる事、それを整理し、自分の中で噛み砕くこと、そして最後まで責任を持って取り組む事、これが重要なのです。







そこで、雨漏りを真剣に学びたいと思う方々へ向けて、明日9月10より申し込み受付を開始する雨漏り診断スキルアップセミナーのお知らせです。






講座名  雨漏り診断スキルアップセミナー『実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ』

開催日  2012年10月20日(土曜日)13時00分~16時45分(終了予定)

会場   東京八重洲ホール(JR東京駅徒歩2分)

募集定員 40名

申込期間 2012年9月10日~2012年10月1日(定員になり次第、締切とさせて頂きます)

受講料  登録雨漏り診断士 9,000円(税込)/ 一般 20,000円(税込)

主な内容

【第1講義】雨漏り診断に必要な雨仕舞いの知識(13時00分~)
     ◎防水知識と同様に、診断に必須となる「雨仕舞い」のポイントを解説。

【第2講義】雨漏り診断の事例と解説(14時10分~)
     ◎実例10件を予定(太陽光パネル設置による雨漏りの最新事例を含む)

【第3講義】雨漏り診断の実践プロセス(16時00分~)
     ◎お問い合わせを頂いてから、現調、ヒアリング、診断、報告書作成までを解説。


<懇親会>
セミナー修了後(17時~)別途、懇親会を予定しております。内容に付きましては「申込確認メール」にて、ご案内致します。

申込方法 下記の必要事項をご記入頂き、eメール ame@amamorishindan.com 宛に「受講申込メール」を送信して下さい。(電話番号、アドレスは、英数半角文字にて記入。機種依存文字使用不可)

■ お名前:
■ 電話番号(携帯電話優先):
■ eメールアドレス(連絡用):
■ 勤務先又は所属先名(任意記入):
■ 勤務先又は所属先所在地(任意記入):
■ 雨漏り診断士登録番号(診断士のみ記入):
■ 受講講座名:『実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ』
■ 懇親会:(参加・不参加)

「受講申込メール」受信後、残席数を確認し、協会より「申込確認メール」を返信させて頂きまので、内容をご確認の上、該当受講料のお振り込みをお願い致します。受講料の振込先、懇親会(参加費5,000円)の詳細は「申込確認メール」にて、ご案内致します。

  


Posted by くぼた at 17:06雨漏り

2012年07月23日

雨漏りと言う事実

先月のことになるが、浜松市中区砂山町の店舗併用住宅において、雨漏りの調査方法の一つである、散水調査を行った。

この建物は、築5年の鉄骨造2階建ての店舗併用住宅。

本来であれば、品確法に基づき建設会社の保証工事となるはずの「雨漏り」なのだが・・・・・。






こちらの建物は、引渡し当初から不具合がいくつもあったらしいのだが、建設会社の対応が悪く、お客様自身、相当な不信感が募っていた矢先、雨漏りが発生したらしい。

そして建設会社は、多くの業者を入れ替えながら、手を加えたらしいのだが、雨漏りの解決には至らず。

そして検査専業の会社にて赤外線カメラを用いた検査を行い、「雨漏り」があると断定までしていたものの、その原因を解明できずに時間だけが経過し、お客様との関係が、どんどん悪くなっていったらしい。

その挙句、突如として「雨漏りではなく結露である」と言い出してしまったとのこと・・・・・。






その後、随分と揉めたらしい(このような状況ならば当たり前だが・・・・・)が、お客様自身、揉め続けることよりも、そんな会社に頼んだことを忘れ、自身で修理することを決めたと言う経緯があるのです。






そんな現場ゆえに、いつも以上に慎重に調査・・・・・と言うわけではなく、いつもと同様に現場確認、そして調査。

さらに今回の散水調査には、日経ホームビルダーの編集者も取材に訪れ、その様子が日経ホームビルダー2012・8月号(2012・7月発行)の「今月のニュース」の中にて紹介されました。

          






この散水調査において「結露」とされていたものが、散水開始後約3分程度で漏水確認。

そう、『雨漏りである事実』が証明されたのです。

この続きはまだ後日・・・・・。  


Posted by くぼた at 21:14雨漏り調査

2012年07月21日

第14回雨漏り診断士資格認定試験

本日、東京八重洲にて、NPO法人雨漏り診断士協会主催「雨漏り診断士資格認定試験対応講習会ならびに雨漏り診断士資格認定試験」が行われている。






今回は、受付開始後わずか2週間足らずで、定員40名を超える申し込みがあった。

このため、急遽席数を増やして対応したものの、定員50名までしか増やすことが出来なったため、早々に申し込みを中止するに至ってしまったのです。






昨今の台風、強雨、強風など、今までの概念では考えていなかったような自然災害の増加。

そんな事も要因の一つにはなるのだろうが、実際のところ、「雨漏り」とはそんなに単純なものではなく、建物に仕込まれてしまっている多くの要因が影響することで雨漏りに至るという、少なからず、シーリング(コーキング)をすれば良いとか、防水をすれば良いなどの安易なものでは収まらないという認識が、多くの現場技術者に浸透し始めている表れかもしれない・・・・・。

そう考えると、NPO法人雨漏り診断士協会を発足して早6年、ようやく私たちの活動が進みつつあるのだろうと、改めて気の引き締まる思いである。






     






さて、もうすぐ最も私の力が入る講習である、実例実務が始まる。

雨漏り理論、メカニズムの解説、そして大事なポイントである修理をするに至る仕組みなど、私が雨漏りを治し続けてきた経験、そして検証した成果を、講義として行うもの。

だからこそ・・・・・・、ついつい力が入ってしまうのです(笑)  


Posted by くぼた at 13:31雨漏り