塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

本日は現場は休みながら、お客様と共に施工実績を訪問。
施工実績とは言うまでも無く、過去に私が施工した建物であり、お客様からのご要望により、数件のお宅を訪問したのです。





今回、最初の要望では、10年ぐらい前の施工実績を見たいとの事で、今回以前にもご案内したのですが、ご要望の趣旨が10年ほど前と言う事では、塗り替えをしようという建物と、構造や外壁の素材は同じでも、建築時期の違いは流行の違いでもあり、デザインなどは違ってきます。

ご要望の電話が入った際には、そのことをお話させてもらったのですが、それでも10年ほど前と言う事でしたので、1件目に構造が同じ建物をご案内すると、イメージが違うという言葉がかえってきました・・・。

何が違うかと言うと、塗り替えをご検討中の建物は、外壁のサイディングが凹凸のある、いわゆるタイル模様であり、今回見に行ったのは、サイディングでも平滑に近いもので、ただし構造は同じようなものなのです。





この外壁の模様については、タイル模様のサイディング多く出回りだしたのは10数年ぐらい前からであり、ここ数年になって塗り替え時期を迎えています。
となると、過去10年ほど前に塗り替えたということは、単純に考えて、現在築20年ぐらいということになり、タイル模様と言う建物は殆ど無いのです・・・。


そのことを再度お話すると、「住まいを新築する際には、建築会社に今まで建てた家を見せてもらった」との事。
しかし、その会社は同じようなデザインの建物を建てているので、年数に拘らなければ同じような建物が見れることでしょう。
私は、特定の建築会社とのお付き合いをしている訳ではありませんし、まして流れ作業のように、1件あたりの時間を1週間程度で終らせてしまうような適当な仕事はしていあせんので、総数は少ないし、デザインも多種多様なのです。


ただ私のところ、デザインや構造は多種多様ながら、お客様に恵まれている事だけは間違いなく、前もって電話をし「お客様と実績として見学させてもらいたい」と言う話をすると「おお！いつでもいいよ！気なんか使わなくていいよ（笑）」と言ってくださる方ばかり。
これだけは本当にありがたいことでありますが、このように施工したお宅を見に行く場合、私だけならご挨拶で済むのですが、そのお宅のお客様にしてみれば、数人に人が通りからジロジロ家を見て、さらには外壁の様子をうろうろしながら見ていたら、まるで不審者になってしまいますので、事前の許可を頂くようにしているのです。




イメージの違いがお客様の口から出ると、さすがに私にはなす術が無くなってしまうのですが、3～4年前からタイル模様のお宅もありましたので、そのぐらいしか無いという話をさせてもらうと、それでも良いと言うことなりました。
ただ、この時期ぐらいですと、塗り替え直後となんら変化をすることは無いので、お客様から最初に言われた「新しいもの、綺麗なものを見ても意味が無い」と言う言葉には当てはまるものでは無いのです。
またもう一つのネックは、こちらのお客様のご希望である「比較的近い建物」というものにも、当てはまらないとなってしまうのです・・・・・。


ただ、今回は2回目であると言う事で、少しぐらい遠くても良いとい言う了解を得ましたので、すぐさまお客様宅へ連絡、しかし連絡がとれず、とりあえずは車の中から見る程度になるかも知れないということを理解してもらいながら、三島町から一路新都田へ向かったのです。


新都田へ着くと、お客様が在宅であったので了解を得て、じっくり見ていただくと、一緒にお伺いしたお客様からは、納得したとの言葉が・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


私からすると、建物全体の建築デザインが違うことと、タイル模様と言っても、そのデザインも違うので、あまり参考にならないかも知れないと思っていたので、その分は以外。

そして訪問先のお客様からは「丁度良いところに来てくれた、ちょっと窓の金具の調子が悪かったですよ！」と（笑）


見に行ったお客様にも納得していただき、訪問先のお客様にも良かったといっていただいた今回、施工実績をご案内してよかった日でありました（笑）。