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2010年10月14日

雨仕舞いの基本

本日は朝イチから、豊橋市内の飲食店へ。

もちろんだが、モーニングを食べに行ったのではなく、工事のため向ったのである。





こちらはとある飲食店なのだが、先月の大雨の際に、今まで雨漏りをした事の無い部分から、室内へと雨漏りが発生したとの事。

そこで、現地確認をさせていただいたのだが、言わば、なるべくして・・・・・と言う感が非常に強かったのである。





そんな「なるべくして」と言う代表的な部分が、外壁の下端部をシリコンで埋めていた事。

     雨仕舞いの基本





全くもって、雨仕舞いの基本であり、ココを埋めてなにをしようとしても・・・・・、と言う部分である。

これは以前、他の部位での雨漏りがあり、その際に業者がやって行ったものらしい。






さらに、アルミ製バルコニーが付帯しているのだが、もともとの外壁材がモルタルである上に胴縁を打ち付けて、そこにトタンを張っているのである。

当然ながら、バルコニーを取り外す事無く、周囲にトタンを張るばかりなので、隙間から浸入した雨水が、室内へと針路変更をして、雨漏りへとつながってしまうのです。

     雨仕舞いの基本





こうのような素人細工によって雨漏りが誘発してしまったと言う、ある意味非常に教科書的な事例ではあるのですが・・・・・。



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