■ 記事掲載のお知らせ ■

 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

日経ホームビルダー2011.1号より連載開始
写真でわかる『雨漏りを呼ぶ納まり』
玉水先生とともに監修を行いました


2011.6号 記事紹介はこちらへ
2011.4号 記事紹介はこちらへ
2011.3号 記事紹介はこちらへ
2011.2号 記事紹介はこちらへ
2011.1号 記事紹介はこちらへ

塗装・防水・雨漏り修理/当社HPメニューはこちらから

はじめてご覧頂く方へ塗装について雨漏りについてシーリング(コーキング)について

実録!! 信頼とは何か?雨漏り調査・診断についてごあいさつお問い合わせ

2010年05月01日

シーリング(コーキング)打ち

昨日に引き続き、本日もシーリング(コーキング)打ち。

昨日確認した、サイディング目地のシーリング節約?は驚いたが、本日は厚みを確保した打ち直し。

まあ、確保すること自体、当たり前のことなので、それをあえて言うのもおかしな話かも知れないのだが・・・・・。





この目地のシーリング打ち直しは、既存のシーリングをカッターで除去する事から始まるのです。

ただし、カッターで除去できたシーリングだけで打ち直しとはならないので、ここからが本番。





既存シーリングが、サイディングから全て綺麗に切断できれば、それに越したことは無いのだが、まずそんな事はあり得ない。

そこで、サイディングの小口に残った薄皮のような古いシーリングを、小口をカッターで削るようにしながら削ぎ落とすのです。

また、剥離しているような部位で、薄皮も残っていないような場合でも、風化した小口表面を一皮剥くように、やはりカッターで削ぐのが基本。





これは、シーリングの接着力を確保するためのプライマーを、サイディングと接着させるための作業なのだが、古いシーリングや風化した小口が相手では、接着に不安が残るのが大きな理由なのです。

また、まれに新築時や工場生産時に、小口からの雨水の吸水を防止するために、シーリング用では無いプライマーを塗布されていた現場などもあったのだが、これも層間剥離を起こし、雨漏りの原因となっていた。

シーリング本来の役割である、目地の防水性確保と外壁同士の動きを緩衝する働きを阻害しないためにも、基材との確実な接着が重要となるのです。





こうして、シーリング工事を進め、2日間で、2成分形変性シリコン(ノンブリードタイプ)を3缶(4L×3)を打ったのです。

駆け足の作業なのだが、2成分ならではの可使時間の制約があるからこそ、気分的に一気に作業が進められるのです。

     シーリング(コーキング)打ち    シーリング(コーキング)打ち



同じカテゴリー(シーリング(コーキング))の記事
仕上げシール
仕上げシール(2011-04-04 22:41)

ノンブリード
ノンブリード(2010-12-03 18:31)

シーリング打ち
シーリング打ち(2010-07-31 19:39)

節約か?
節約か?(2010-04-30 23:09)

時間的制約
時間的制約(2010-03-12 23:09)



削除
シーリング(コーキング)打ち