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『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです
日経ホームビルダー2011.1号より連載開始
写真でわかる『雨漏りを呼ぶ納まり』
玉水先生とともに監修を行いました
2011.6号 記事紹介はこちらへ
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2011.3号 記事紹介はこちらへ
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2010年01月25日
不具合発見
先日の高圧洗浄の際に、軒裏の塗料が粉々になって剥がれた箇所があった。
本日朝から、確認のために軒裏の珪酸カルシウム板を叩いてみると、本来聞こえるはずの乾いた音ではなく、湿った鈍い音・・・・・。
これは、随分と長い期間、雨水を吸い込んでいたであろう証拠である。
そしてもう少し叩いてみると、脆くなった珪酸カルシウム板は、ぼそぼそと割れたのです。
こちらの建物は、鉄骨にALC板を張った仕上げなのだが、こちらの部位の側面は、ALCに磁器タイルが張られている。
このタイル張り、そしてその納まりに問題があり、雨水が下地へ侵入したというのが、このボロボロとした状態になっている原因なのです。
そもそもALCとは「軽量気泡コンクリート板」と書くぐらい、気泡だらけの板であり、非常に脆い素材。
そしてその気泡によって吸水性も高いので、板材に防水能力が無いうえに、タイル下地のモルタルも吸水してしまうため、「雨水に浸み込んでください」と言っているようなものなのです。
このような納まりは、ビルなどの外壁タイルはく離・落下事故の原因ともなるもので、危ない納まりであるにも関わらず、あちらこちらで同じような光景を目にするのです・・・・・。
さてさて、ではタイルを剥がすか?と言っても現実的ではないし・・・・・・、というわけで、もっとも確率の高い侵入経路をふさぐことと、吸水性を低くすることが、まずは今回の仕事。
どんな納まりにするかは、出来上がってのお楽しみ(笑)
本日朝から、確認のために軒裏の珪酸カルシウム板を叩いてみると、本来聞こえるはずの乾いた音ではなく、湿った鈍い音・・・・・。
これは、随分と長い期間、雨水を吸い込んでいたであろう証拠である。
そしてもう少し叩いてみると、脆くなった珪酸カルシウム板は、ぼそぼそと割れたのです。
こちらの建物は、鉄骨にALC板を張った仕上げなのだが、こちらの部位の側面は、ALCに磁器タイルが張られている。
このタイル張り、そしてその納まりに問題があり、雨水が下地へ侵入したというのが、このボロボロとした状態になっている原因なのです。
そもそもALCとは「軽量気泡コンクリート板」と書くぐらい、気泡だらけの板であり、非常に脆い素材。
そしてその気泡によって吸水性も高いので、板材に防水能力が無いうえに、タイル下地のモルタルも吸水してしまうため、「雨水に浸み込んでください」と言っているようなものなのです。
このような納まりは、ビルなどの外壁タイルはく離・落下事故の原因ともなるもので、危ない納まりであるにも関わらず、あちらこちらで同じような光景を目にするのです・・・・・。
さてさて、ではタイルを剥がすか?と言っても現実的ではないし・・・・・・、というわけで、もっとも確率の高い侵入経路をふさぐことと、吸水性を低くすることが、まずは今回の仕事。
どんな納まりにするかは、出来上がってのお楽しみ(笑)
Posted by くぼた at 19:12
│住まい