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2009年07月11日

端末処理

本日は、昨日トップコートを塗ったルーフバルコニー防水(ベランダ防水)の端末を処理。

端末処理とは、防水では耳慣れた言葉なのだが、防水層の末端を処理する事を指す。

その処理方法は、アングル押さえだったり、シーリング(コーキング)打ちなどが一般的な方法なのです。





今回の防水の処理は、既存の塩ビシート防水を保護するためのウレタン防水塗布と言う仕様。

もともとの防水である塩ビシートは、すでに端末処理がなされているので、わざわざ何かすることは無い筈・・・・なのだが、床のタイル面と言うか、保護モルタル層との隙間を埋めるのが今回の端末処理なのです。





そういう気味では、「端末処理と言うのか?」 という疑問はあるが、一応それに分類されるだろう。

と言うことで、どんなシーリングを選択しようか迷ったのだが、土木用途の床面などの考え方を用いる事にして、ポリサルファイドを選択したのです。

防水端末のもっとも一般的なものは、変性シリコンなのだが、今回の場合、シーリング材に含まれる可塑剤の汚染性を考慮してみたのです・・・・・。

     端末処理





ちなみにポリサルファイドと言う製品は、2成分形という、主剤と硬化剤を混合して使用するもので、長持ちをする筈。

だが夏は気温で硬化がスピードアップしてしまうため、本日のような蒸し暑い日は、とても早く固まってしまう・・・・・(涙)

そこで、一気に打って打って打ちまくって、均して均して均して・・・・・・・・・、と言う繰り返しを、さらに駆け足状態で作業を進めるのです。

これをやると、気分が焦ってしまうため、終ってみるとなんだかぐったりなのです・・・・・(苦笑)



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