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2009年05月14日

打ち替え

現在進行中の塗り替え現場では、サッシ周りのシーリング(コーキング)打ち替え中。

シーリングとは、俗称コーキングとも言うのだが、正確にはシーリングと言うものであり、歯磨き粉のような粘度のドロッととした溶液を、ヘラなどで空気を抜くように隙間に充填しつつ均して仕上げるものであり、窓や外壁の隙間を埋める防水材の一種である・・・・・。

なんだかよく判らん言い方だ!と怒られそうだが、誰しも見た事、使った事がある、カートリッジに入ったコーキングと言ってしまえば、それで完了か?(苦笑)





そんなシーリングなのだが、今回の建物は外壁がタテ張りサイディングであるため、外壁材の継ぎ目となる部分が殆ど無いことから、たいした量は無いなぁなんて思っていたのだが、さすが3階建ての大きな建物であり、サッシの数や軒裏との取り合いなど、思った以上にたくさんである。

特に、一部雨漏りをした箇所もあるため、打ち替えの際も、古いシーリングの状態をチェックしたり、カッターで削いでいっても、絶えずチェックばかり。

     打ち替え     打ち替え




奥のほうから引っ張り出したシーリングの塊は、そのあたりを雨水が浸入したのかどうかチェックするため、そのサインがあるかどうかを調べるのです。

また、外壁やサッシそれぞれとの付着状態は、カッターを入れながらのチェック。

どちらも、怪しい箇所があったり、剥れていたりで、打ち直しの時期である事がよく判った・・・・・。





こうして古いシーリングを除去した後は、打ち替えのための作業である、シーリング打ち。

紙テープでマスキングし、プライマーを塗って、そこへシーリングを打ち込んでいくのですが、今回のシーリング材は、2成分変性シリコンのノンブリードタイプ。

最近は、私のところの定番となった感はあるのだが、もちろん使い分けと言うか、適材適所を考慮しつつ選択をしているのです。

     打ち替え     打ち替え





まったくもって地味な作業ではあるが、このシーリング(コーキング)の防水能力に頼る部分が大きい現代の建物では、最も重要な下地調整と言っても、過言では無いような気がします・・・・・。



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