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2006年05月17日

現場確認の意味

本日は、午前中に現場確認に行ってきました。
昨日お伺いしたお客様のお宅でしたが、屋根に登る前に、雨がふりだしてしまい、天気の合間を見てとお約束していたのですが、午前中だけは何とかなりそうと、急遽、現場の予定を変更しました。

今回は現場確認は、雨漏り修理と塗り替え工事。
築27~8年の建物で、まともに手を掛けた(塗り替えなどのメンテナンス)跡が、殆ど見られない状態・・・。
話を聞いてみると、中古住宅を購入されたとの事でした。

今回の雨漏りの原因は、建物外壁の劣化と風化が原因。
ただ、私の前に、違う業者を呼んで、確認してもらったらしいのですが、屋根瓦の漆喰ばかりを気にしていたとの事。
さらに屋根の上で確認すると、確かに漆喰は大分取れているのですが、一部を人為的に、掘ったというか崩したと言うような跡が見られました。

雨漏りをしている位置と、屋根の形状、漆喰の入る位置、それぞれの位置関係に結ばれる線は無く、全く無関係であることは一目瞭然なのに・・・・・、残念ながら、雨漏りのというか建築に関する知識が、根本的に備わっていない事もあって、意味不明な判断をしてしまうのでしょう。
また、屋根を直さなければと言うだけで、雨漏りの原因について具体的な根拠を示される事も無かったようです。
これでは現場確認をした意味が無いですよね。


今回は見積りの提案内容は、雨漏りの修理を柱として、関連して屋根の修理、外壁のクラック(ひび割れ)補修と塗装工事となるのですが、昨日お伺いした時点で、雨漏り原因についての根拠を説明し、塗装工事の意味についても根拠をお伝えしていました。

建物を長持ちさせるために、何が必要なのか、どんな工事をするべきであるのか、その根拠を正確に示し、詳細に説明することで、始めてお客様に安心してもらえるのです。

そう思ってお話している私の言葉は、当たり前の事をお伝えするだけなのですが、どうも始めて聞いたとびっくりされる事がしばしば・・・。
・・・・・これだけは、困ったものです。

(有)第一浜名建装(塗装・防水・雨漏り修理)



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Posted by くぼた at 22:30 │住まい

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