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 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

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2006年03月12日

防水工事・・・03

今回の様な、コンクリートがそのまま露出していた箇所は、コンクリート表面が風化し、コケや埃が溜まった状態となっています。

そこで、まずはコンクリート表面を綺麗に清掃するのですが、ほうきで掃いたところで、綺麗になるわけではありません。
まずは、サンダーで表面を削り、一皮剥いてしまうと言うような作業をします。

防水工事・・・03   防水工事・・・03

写真で判るとおり、削ってみると、新しいときのコンクリートの色に近くなるのです。
この建物は築17年ですから、その期間に積み重ねられた、汚れの堆積でもあるのです。

また、この作業を行うと同時に、鉄骨の足となる部分も、錆を落とすため、古い塗料を削ってしまうため、同時に作業を行います。
基本的にサンダーの削る部分は共用できますので、同じ事なので・・・。

防水工事・・・03

しかし、これだけでは、鉄骨部分の錆が完全に削る事は不可能ですから、サンダーで削った後に、ワイヤーブラシをつけたドリルで、力強くごしごし・・・、そのごさらに、手持ちのワイヤーブラシで、さらにごしごし・・・、削り倒す事により、錆の表面を削り取るのです。

錆とは、全てのものを痛めてしまうと言ってもいい位、様々なものに悪影響を与えてしまう性質を持っていますので、極力削り取ってしまうのが、ベストなのですが、完全除去は難しいので、とにかくごしごし錆の根っこを出すような気持ちで、削るのです。

見た目少しの場所ですが、たったこれだけのものでも、あっという間に半日以上は十二分に掛かるのです。

防水工事・・・03



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Posted by くぼた at 22:42 │防水
この記事へのコメント
おはよう御座います!
大雨の時の雨漏りは比較的追い易いのですが・・・・台風など風の強い時の雨漏りは・・・・・・難しいですね。
驚く位に雨は上に向って走りますよね!
Posted by emu@事務所 at 2006年03月13日 07:31
emu@事務所 さま

そうなんですよね!
雨水は、予想に反する行動をとる事が多く、雨漏り現場では、その行動を目と勘で、予想するのです。

でも、なかなか建築業界の方には、固定観念に縛られるのか、理解してもらえない場合も多いのですが・・・。
emuさまのように理解されているケースは、どちらかと言うと珍しいですね。
いかに前向きに取り組まれているかと言う事が、伝わってきます。

そして雨漏りは、難しいことを十分理解したうえで、固定観念で決め付けず、かつ十分に絞り込み、そしてしっかり予測すると言う事が、とっても大事ですね。
Posted by くぼた at 2006年03月13日 22:21

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