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2010年11月01日

台風被害

風雨の強弱はともかくとして、今まで気がつかなった雨漏りを、今回の台風で気がついたという例もある。

本日はそんな現場にて、状況確認を・・・・・。






こちらの現場は、知り合いの工務店からの相談なのだが、現在室内のリフォーム中。

そのリフォーム工事に際し、別の部位からの雨漏りについては、工事初期に雨漏りが確認されたため、その時に相談があったの、シーリングで対処をアドバイスしたのです。

ところが今回の部位は、今回の台風まで、まったくその兆候が確認できなかった場所・・・・・。

この予想外の出来事に、困り果てて私のところへ連絡してきたとの事。






そこで、現場確認に向かうと、確かに雨漏りの跡はくっきり。

     台風被害






これだけ雨漏りをしているにも関わらず、今までその兆候が出ていなかったと言うのが不思議。

それに、この部屋の漏水位置は南西の角部分であり、少なくとも今回の台風では、外壁側への強い風雨の当たりは無かったであろう。

また、昨夜の方がよっぽど強い雨だったにも関わらず、濡れている範囲が広がったと言う事も無いように見えるのです。






なので、プラスターの隙間などから構造部分などの様子を撮影してみると、そこには雨水の滴り落ちた形跡が・・・・・。

     台風被害





この雨滴を確認できたこと、そして当時の風の向きや強さ、そして雨量。

これら情報は、まるでジグソーパズルの一つ一つのピースのようなものなのだが、これらを一つ一つ組み合わせ、雨漏り原因を特定すると言う完成形を目指していくのです。

それにしても、台風被害であった事に間違いは無いのだろうが、それにしても今回の台風でとは・・・・・。



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Posted by くぼた at 22:01 │雨漏り

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