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 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

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2010年07月05日

散水調査

本日の午前中は雨漏り調査。

昨年の冬に、建築屋さんからの依頼で雨漏り修理で入らせてもらった住宅なのだが、先月の南西から吹きつけた雨の時に、量は僅かながら、雨漏りが再発してしまった。

そして私がかかわった現場で、雨漏りが再発したことがショックなのだが、それを取り返すべく、散水調査に臨むのである。






現場監督と、昨年の冬の工事を思い出しながら仮説を立て、その仮説個所から雨漏りが起こるのかどうかを検証すべく、散水をして調査を行うのです。

基本的に木造住宅の場合、侵入した雨水が大きく横へ移動することは無いと言っても過言ではない。

すると、柱の位置などを考えたうえで、散水ポイントを目視予想するのだが、どうにも、怪しくもあり、そうでないようにも思うし・・・・・・・・・・・。





そんな可能性探しをしていると、いろいろな可能性について考えてしまい、思わず迷宮入りしそうになるのだが、むやみやたらに散水をしても、迷うだけで意味がない。

そこで、図面と照らし合わせ、侵入の可能性と同時に、侵入した後の経路の可能性を、頭の中でシミュレーションし、可能性の有無を探っていくのです。





2か所ほどに散水をしたのち、散水位置を変更。

外壁側へ散水し始めると、今まで気がつかなかったクラックを発見、もしや?と思い、散水を行ってみると・・・・・ビンゴ!!

昨年の修理以前、数年前に、何度も雨漏りを修理しているらしい現場なのだが、その際、補修のために一部モルタルを撤去しているため、その補修で外壁のラスモルタルを塗りついでいる部分である。





思わず、「見つけた!!」と嬉しそうな顔をしそうになってしまいながら、雨漏りの原因を見つけたことに安堵したのだが、一方、これをどう治すかが、これからの重要な仕事なのである・・・・・。



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