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2008年12月04日

雨漏り修理

塗り替え中の現場では、昨日と本日、2日にわたって屋根からの雨漏りを修理。

今回の修理箇所は、屋根のドーマ部分に絡むところである・・・・・。






     雨漏り修理

外壁を剥がすところからスタートしたのだが、アスベスト含有製品であるサイディングなので、そっと釘を抜いて、割れないようにしなければ、アスベストの飛散はもちろんの事、廃棄処分が途方も無い金額になってしまうので、とにかく慎重な作業に徹する。






そして雨漏りの原因であるところをあらわにすべく、ドーマの水切りも解体。

最終的には、6枚もの板金が絡み合ったものを順番に外し、ようやく原因箇所を目視確認。

     雨漏り修理





一応、簡易調査をしているので、おおよそ状態は目視で覗いたして理解はしているものの、剥がして目視をすると、「やっぱりこの痛み方じゃ、雨漏りするよな・・・」と思うばかり。

いや、それ以前に新築工事の際の、無理な納め方に問題があるので、ある意味、雨漏りの時期が来ただけとも言えるだろう。

しかし、ダメと言っているだけならば誰でも出来ることなので、私のすべき事は、原因を把握し、それを修理すると言う事だけ。






今回の場合、屋根材を一部取り外し、ルーフィングも一部だけいじる予定ではいたのだが、どうも屋根材が脆いのか?新築時の釘打ちの圧力が高かったのか??釘が太いのか??? ちょこちょこと割れがあり、急遽予定変更し、割れ部分のあちらこちらに、ガルバを平板に折り、差込むようにしてみたのです。

もちろん、完全に治すならば葺き替えかカバー工法が良いのだが、最終的な復旧時点までに、水切りの細工やブチルテープ貼り、そしてシリコンの捨て打ちをしたりして、雨が入らない状態を作り出したのです。

なかなか手強い雨漏りではありますが、このやりがいは、中々のものなのです。






ただし・・・この建物、もう一つあるんだよなぁ・・・・・。



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Posted by くぼた at 22:27 │雨漏り

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