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2008年09月24日

水の流れ

雨漏り修理のため、朝から半田山にてシーリング(コーキング)作業。

この現場、10日ほど前に外壁一部だけシーリングを打ってみて、そのまま様子見をしていたのだが、先週の台風で、やはる雨水浸入が確認できたため、細工をするようにしてシーリングを行ったのです。






そもそも、防水材として用いられるシーリング(コーキング)は、その性能や使用箇所の幅広さから、どうにも万能のような錯覚を起こしてしまいがち。

ところが、防水性能があるがゆえに、その弊害も起こりうる可能性があることは、案外理解されてないのが実情。





雨漏りをするから、「たっぷり打っておけば」「厚くしてあれば」「幅広に打っていれば」なんて言うのが、当てはまっているうちは良いのだが、そのものが水の流れを中断し、そして弊害を起こすに至るわけです・・・・・。

今回の場合も、打つ場所によっては水の流れを妨げることにより、かえって雨漏りを悪化させたり、素地に吸い込まれた水分の逃げ場がなくなって場合もあるのです。




そこで、シーリングの厚みを調整し、素地に含まれた雨水の流れも考えて施工。

さてさて、これでまた様子見です・・・。


     水の流れ



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Posted by くぼた at 22:27 │雨漏り

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