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2007年12月15日

年末らしく

年末になると、決まって何かしらの緊急工事のご依頼があるものです。

普段に比べ、材料の入荷期限があったり、工事が出来る日にちが限られたりという部分でも、尚更そういう気分にさせるのでしょうが、やはり予想外があるのがこの時期と言えるのです。




昨日のこと、作業をしてる最中に帯が鳴り、電話に出ると、店舗の改修工事の際に、予想外に防水と絡んでいる部分が出てきて、急いで何とかしてほしいというものでした。

この時点で、翌日の天気予報は雨となっているし、そりゃ現場に行くしか無いだろうと言う事で、現場をやりくりしたのです。





現場にて確認すると、なるほど・・・屋上の防水に、看板用のアングルを絡ませてしまっている。

     年末らしく


よく屋上防水の上から、ボルトを貫通させたり出来るものだとと思う一方で、これしか取り付け方法が無いのも問題かもと感じるのです。

まああ、建物を設計する際には、このようなものが付く事は想定外でしょうしね・・・・。






とりあえず翌日の雨をやり過ごし、アングルを取り外してもらうと、この下の防水シートは、水がまわり全く接着剤が効いていない状態。

これでは、かえってシートが邪魔になるので撤去。

     年末らしく






下地には、ふやけた接着剤の層、プライマーらしき層、下地の旧防水層などが確認でき、とりあえずは手持ちのカッターで、ひたすら表面の接着剤やプライマーを削り取り、新たなシートを張ることが出来る状態にするため下地調整。


また、下地のモルタルには、予想通り雨水を吸い込んでいる形跡があり、とりあえずはその水分も乾燥させるべく、そのまま一晩放置。






そして本日、ようやく防水シートを張って、工事が完了。

     年末らしく




雨漏りにつながらず、大掛かりな問題も無く、緊急工事ではありながら、順調に工事が終わり、ホッと一息です。

それにしても、年末らしい出来事である・・・・・・・。



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Posted by くぼた at 23:04 │防水

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