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 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

日経ホームビルダー2011.1号より連載開始
写真でわかる『雨漏りを呼ぶ納まり』
玉水先生とともに監修を行いました


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実録!! 信頼とは何か?雨漏り調査・診断についてごあいさつお問い合わせ

  

2012年07月23日

雨漏りと言う事実

先月のことになるが、浜松市中区砂山町の店舗併用住宅において、雨漏りの調査方法の一つである、散水調査を行った。

この建物は、築5年の鉄骨造2階建ての店舗併用住宅。

本来であれば、品確法に基づき建設会社の保証工事となるはずの「雨漏り」なのだが・・・・・。






こちらの建物は、引渡し当初から不具合がいくつもあったらしいのだが、建設会社の対応が悪く、お客様自身、相当な不信感が募っていた矢先、雨漏りが発生したらしい。

そして建設会社は、多くの業者を入れ替えながら、手を加えたらしいのだが、雨漏りの解決には至らず。

そして検査専業の会社にて赤外線カメラを用いた検査を行い、「雨漏り」があると断定までしていたものの、その原因を解明できずに時間だけが経過し、お客様との関係が、どんどん悪くなっていったらしい。

その挙句、突如として「雨漏りではなく結露である」と言い出してしまったとのこと・・・・・。






その後、随分と揉めたらしい(このような状況ならば当たり前だが・・・・・)が、お客様自身、揉め続けることよりも、そんな会社に頼んだことを忘れ、自身で修理することを決めたと言う経緯があるのです。






そんな現場ゆえに、いつも以上に慎重に調査・・・・・と言うわけではなく、いつもと同様に現場確認、そして調査。

さらに今回の散水調査には、日経ホームビルダーの編集者も取材に訪れ、その様子が日経ホームビルダー2012・8月号(2012・7月発行)の「今月のニュース」の中にて紹介されました。

          






この散水調査において「結露」とされていたものが、散水開始後約3分程度で漏水確認。

そう、『雨漏りである事実』が証明されたのです。

この続きはまだ後日・・・・・。  


Posted by くぼた at 21:14雨漏り調査

2012年07月21日

第14回雨漏り診断士資格認定試験

本日、東京八重洲にて、NPO法人雨漏り診断士協会主催「雨漏り診断士資格認定試験対応講習会ならびに雨漏り診断士資格認定試験」が行われている。






今回は、受付開始後わずか2週間足らずで、定員40名を超える申し込みがあった。

このため、急遽席数を増やして対応したものの、定員50名までしか増やすことが出来なったため、早々に申し込みを中止するに至ってしまったのです。






昨今の台風、強雨、強風など、今までの概念では考えていなかったような自然災害の増加。

そんな事も要因の一つにはなるのだろうが、実際のところ、「雨漏り」とはそんなに単純なものではなく、建物に仕込まれてしまっている多くの要因が影響することで雨漏りに至るという、少なからず、シーリング(コーキング)をすれば良いとか、防水をすれば良いなどの安易なものでは収まらないという認識が、多くの現場技術者に浸透し始めている表れかもしれない・・・・・。

そう考えると、NPO法人雨漏り診断士協会を発足して早6年、ようやく私たちの活動が進みつつあるのだろうと、改めて気の引き締まる思いである。






     






さて、もうすぐ最も私の力が入る講習である、実例実務が始まる。

雨漏り理論、メカニズムの解説、そして大事なポイントである修理をするに至る仕組みなど、私が雨漏りを治し続けてきた経験、そして検証した成果を、講義として行うもの。

だからこそ・・・・・・、ついつい力が入ってしまうのです(笑)  


Posted by くぼた at 13:31雨漏り