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2011年04月22日

経験とセンス

本日は朝イチで、新城市の現場へ。

お客様の別荘を塗り替えるための足場工事なのだが、その立会いである。







今回の足場工事は、単管ブラケット足場と言う、鋼管パイプにネジ式の部材を取り付け組上げていく方式のもの。

最近多く目にする足場は、クサビ式と言うもので、鋼管パイプに最初から羽根が付けられており、そこに部材を打ち込むと言う方式。

それぞれに長所、短所があるのだが、現場によってどちらが向いているのかを判断し、使い分けをするのです。







しかし、そんな足場の選択をした今回の現場、私から足場会社の営業に「あなたは足場を分かっていないんだから、職人に材料を持たしてくれれば良いのだから」と、普段言う事がないような、キツい言い方になってしまった・・・・・。

それは足場の現地調査後、見積りの連絡が来てからの話なのです。






現在この会社から来る営業は、今年の2月に変わったばかり。

その前に来ていた営業は、見積りに際し、どのように足場がほしいとか、掛け方をについてこちらから指示すれば、それを理解して職人に伝える事ができたし、その内容に対しての見積りを作成してきた。

これは、伝達についても理解についても当たり前のことで、足場とは、高所作業を安全にかつ効率的に行うための重要な道具なのだから、使用者の希望や意図が伝えられなければ意味が無い。

ところが新人営業は、現場経験が皆無であり、かつそのような教育を受けていなかったため、まったく意味が理解できず、話をしていても伝わらないのです・・・・・(苦笑)

基本的に足場工事の際には、私が立ち会って支持を出すので、伝わっていなくても何とでもなるのだが、用意する部材の兼ね合いもあるので、やはり最初に伝わっていることは重要なことなのです。

そこで、あまりに意味が伝わらないことイライラしてきたため、ガツンと一発・・・・・・。

これは、本人にとってはかわいそうな事なのだが、こういう経験をして「覚えなきゃ!」と思ってくれればいいのです。







また、今回の現場の場合、画一的に全面足場が必要であると言うものでは無い。

それよりも、「痒いところに手が届く」と言った表現のような、ちょっとした足場の細工が必要なのです。

言ってみれば、足場作業に関しての十分な経験とセンスにより完成するものなのでつい・・・・・。

ただし、私のほうから職人指定で発注しているため、現場で説明すれば十分理解してくれるのですが(笑)

それも、私自身が足場を掛けていた経験があるからこそ、掛け方を含めた指示が出せるし、職人の側も理解をしてくれるのです。






それにしても、何事にも共通するのだろうが、経験とセンスが重要なのだと思うばかりです。






           

Posted by くぼた at 23:15Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2011年03月28日

追い込み中

3月2日からスタートした初生町の塗り替え現場が、現在追い込み中。





3月に入り、「少しは暖かくなるだろう」なんて思っていたのだが、気温はなかなか上がらないし、冬型という事は風が強いことを意味するし、現場はやたらに重なるしで、随分と予定が押してしまった・・・・・。

また、思いのほか痛みが大きく、モルタル部分のクラック処理に時間を割いたり、トタン部分の旧旧塗膜(昔塗られた塗装)の状態が悪く、そこから層間剥離を起こしていたりして、そちらにも随分と下処理に時間を割いた事も、予定を押してしまった原因なのである。






まあ、現調の時点で、これら痛みは把握していたので、それら処理方法もシミュレーションはしていた。

ただし実際に痛みを目の前にすると、もう少しもう少しと、ついつい・・・・・。

こうして、また利益を大きく圧迫してしまう、自己満足に走ってしまったのである(苦笑)

そしてその様子を見ながらお客様からは、「くぼちゃん、赤字にしてまでじゃあ、うちが困るんだよね!」と・・・・・・・・・。






こうして、一歩一歩塗り替え工事の工程を進めているのだが、もうあと少し。

完成まで秒読み段階となっているのです。

       

Posted by くぼた at 22:35Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2011年03月03日

14年経過

前回の塗り替えから14年。

以前施工させていただいたお客様から塗り替えのご依頼を受け、本日着工となった。

ちょうど消費税が3%から5%に変わる直前の施工となってしまったため、いつ工事したのか判りやすい現場なのです(笑)







昨年秋にお話を頂きながら、私の方の都合でずるずると引き延ばしてしまい、ようやくの着工。

見積もりに際し、面積などの数量は以前の資料を見れば判りやすいのだが、劣化に関しては、目視での現況把握が必須のため、ぐるぐると建物を見回したのですが・・・・・。






この14年の歳月は、予想以上の劣化を表す部分もあるし、反面、思いのほか状態が良い部分もあったのです。

当時は、2液型弱溶剤ウレタンが中心となりつつあった時期なのだが、今となっては、「あの塗料は今・・・・・」なんてことも。

まあ、現在使用している塗料とは、価格も期待値も大きく違うため、比較は難しいのだが、施工の品質まで含め、イロイロ思う事も多い現場である事は間違いないのです。






と言う現場は、本日は足場工事。

         






さて、明日から14年分の歳月との本格的な対峙である・・・・・。  

Posted by くぼた at 21:36Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年08月24日

付帯部分

最終段階へと入った、三ヶ日町の塗り替え工事現場。

昨日までに外壁の塗装は完全に完了し、本日は補修塗り、付帯部分の仕上げなどを行ったのです。





この補修塗りとは、外壁塗装を完全に仕上げたと思っても、何処かに塗り残しが無いか?をチェックしたり、外した養生ビニールの部分で、テープによってラインが綺麗に出なかった部分など、とにかく、見た目に問題無いのか?を確認し、直していく作業。

塗り残し自体は、基本的にはまず見つかるものでは無いのだが、養生テープを剥がした部分などは、テープの上に塗料が厚く溜まった部分などは、剥がす際に引っ張られることにより、ギザギザになってしまうこともあり、こういう部分に関しては、再度紙テープなどを張りなおし、補修塗りをするのです。






そして付帯部分の仕上げとは、外壁と絡む鋼板(トタン)部分の塗装や、取り外していた電話の保安器や配線の復旧、エアコン配管カバーの復旧、樋勿の取り付けと樋の復旧などなど、外壁塗装面が完全に乾いてからの工事ばかり。

絡む部分とは、このようににして建物のあちらこちらに点在しているものなのです。






そんな付帯部分の一つに、化粧であるモヤ・ケタもある。

今回の工事では、基本的には化粧垂木や軒裏などの木部は手をつけない事になっているのだが、どうしても塗っておきたい部分が、モヤ・ケタの部分。

見た目には化粧垂木などの方が気になるのだが、モヤ・ケタは外壁を貫通する木材であり、屋根を支える重要な木。

この木が風化し、乾燥が進むと、外壁貫通部の隙間が生じやすくなる事を考えると、保護をする事を目的としていると、どうしても譲れない部分なのです。






もちろん外壁との取り合いには、シーリング(コーキング)を充填しているのですが、それでも雨水を通り抜けさせない事を踏まえれば、塗装が必須と考えるのです。

そして塗料の選択においては、先日記したように、木材保護塗料の中から浸透力の強いものを選択し、塗り重ねて3回塗り。

     





このように、仕上げまでには段階を踏まなければならない部分が沢山あり、それらを全て終えることが、建物を維持していくための工事の本質となっているのです。  
タグ :塗り替え

Posted by くぼた at 21:28Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年08月17日

理由は?

昨日記した、なぜ?袖壁の下だけ残すのか・・・・・。

その、もっとも大きな理由がコレなんです。

     





この写真で見るように、袖壁に1階屋根が絡んでいるのです。

そして瓦と外壁が絡むということは、もしかしたら水の流れがあるかも?と言うこと・・・・・。






もともとモルタル掻き落し仕上げとなっているコチラのお宅ですから、今までは、もし雨水が染込んだとしても下へ下へと流れていくだけ。

なので、シミは出来ても、膜を形成していなかった訳なので、水が溜まったり、膨れたりする可能性が無かったのです。






ところが、今回の塗装工事では、モルタル面を固め、表面を弾性塗膜で覆う工事を行っているので、もし熨斗瓦の下にある捨て水切り部分などから雨水が染込んだ場合、当然の事ながら下地を伝って袖壁の下へと流れていく。

そこにもし弾性塗膜を作ってしまったら・・・・・、雨水の逃げ場が無くなり、その場に溜まって塗膜を膨らませてしまう事も予想されるというわけなのです。

まあ、なんだか難しい話なのですが・・・・・(苦笑)






そんな訳で、塗膜としての結合が少ないタイプの水性塗料にて、この袖壁の下だけ塗装。

もちろん、外壁面の弾性塗料と同じ色、同じ艶で調色しているので、パッと見は全く判らないのですが。

     





このように、単純に同じように仕上がっているように見えて、イロイロ考えなければならないのが、本来の塗装工事なのであります・・・・・。  

Posted by くぼた at 20:41Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年08月11日

区切りながら

現在進行中の塗り替え現場では、少しづつ工事が進行している。

この少しづつというは、下塗りであるシーラーの塗り回数、塗り重ね乾燥時間などが影響することで、一気に進められないという理由もあるのです・・・・・。





先のブログに記しているのだが、モルタル掻き落としの外壁は、下塗りであるシーラーを2回、3回と、たっぷりと浸み込ませる事がとても重要。

その、たっぷりと浸み込ませたシーラーは、それぞれ16時間以上という乾燥時間を経て、ようやく塗り重ねをする事が出来るのです。

また、強い浸透力、固着力、補強力を期待して、2液形の強い溶剤のシーラーを使用しているので、臭いの事もあり、面ごとで区切ったり、目地で区切ったりしながら、少しづつ工事を進めていると言うわけ。





下地補強が十分と判断できた部分には、中塗り工程となるフィーラーを塗装。

そのフィーラーについても、4時間以上の乾燥時間を必要とし、外壁の防水性確保を期待して2回塗り。

ここまで塗り重ねを重ね、ようやく上塗り工程になり、ここでも4時間以上の塗り重ね乾燥時間を必要としながら、2液形弱溶剤塗料を2回塗り。





ただし、区切りながらの塗装なので、一気に仕上がる事は無いで、少しづつと言う事に・・・・・。

     






お客様からすると、なかなか進まないという印象が強いかもしれないのだが(苦笑)

必要な乾燥時間を確保しつつ、養生で覆いすぎて息苦しくならないように、少しづつ区切りながら工事を進めるのが、私の工事の進め方なのです。

もちろん、それを何度も何度もくどいぐらいにお客様に説明していると言う事は、言うまでもありませんので、そちらの方がうるさいかも・・・・・(笑)  

Posted by くぼた at 19:21Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年08月07日

2回塗り

本日は現在進行中の塗り替え現場である、三ケ日町の現場へ。





先日から、モルタル掻き落としの外壁に、臭気は強いが強力溶剤成分によって高い浸透力を期待できる、エポキシ樹脂シーラーを3回塗り重ねている。

1回塗ると、2回目は翌日以降でなければ乾燥不良を起こしたり、溶剤分の揮発を妨げることで、塗膜膨れなどのトラブルになるので、カタログの規定通り、塗り重ね乾燥時間を取っているのです。

そのお陰で、現場の進捗状況は芳しく無いのですが・・・・・(苦笑)

だが、そのシーラーのお陰で、手で触るとポロポロと落ちてしまう掻き落としの外壁表面は、固める事が出来たため、昨日からようやく、今回の工事での中塗り工程となる、フィーラーの塗装に入っている。





最初の工程であるシーラーは、下地に深く浸透し、強固に固めるとい役割に対し、中塗り工程に使用するフィーラーは、下地を滑らかにする事と、微弾性効果を持たせて、下地からの負荷を覆い隠すと言う役割を持たせるのです。

そして今回の現場の場合、もともと粗い仕上がりとなる掻き落としの外壁の防水能力を考えると、フィーラーの厚みは、ある程度必要になってくる。

だが、ここで砂骨ローラーを用いて一気に厚みを付けてしまうと、見た目が大きく変化してしまうため、ウールローラーを使うしかないのです。





しかし、ウールローラーで1回塗るだけでは、こちらの外壁に対して必要と思われる厚みとしては、どうにも心許ない。

また、1回塗りのみでは、完全に膜で覆うというように均一な塗膜とならず、それこそ、巣穴があるかのように、塗料が入りきらない凹の部分が出来やすくなるのです。

そこで、フィーラーは2回塗り。





これは巣穴を埋める事と同時に、塗膜の厚みを確保することで、防水性能も確保することが目的。

これら目的を踏まえて、塗料の選択、塗装方法を選択をし、それを実行するのが私の仕事なのです。

ちなみに、フィーラーは艶なしの白で、塗り重ねの見分けが非常に判りにくいため、2回目に塗る材料には、水性調色用の塗料を混ぜて、違いを付けて作業をしやくすく工夫。

     





同じ作業の繰り返しばかりが続いているのだが、下地よって塗装方法が変化するのも当然のこと。

築20年と言う劣化の状態、そしてモルタル掻き落としの外壁と言う意匠を踏まえ、仕上がりへと工事を進めていくのです・・・・・・。  

Posted by くぼた at 22:18Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年08月02日

1回目

三ケ日町の塗り替え現場では、本日から2階部分の養生を開始。

そして午後からは、一部で下塗りシーラーの塗装も開始した。





こちらの現場はモルタル掻き落としの外壁であるため、塗装工事としてまずすべきは、下地を固めること。

そもそも掻き落とし仕上げの場合、表面の硬度は高くないし、素地そのものに柔軟性も無い。

そのため、まずは下塗りとして浸透力の高いシーラーにて、下地へ深くしみ込ませ、全体を固めなければ先には進められないのです。





また、築20年を経過し、下地の乾燥が十二分に進んでいるので、見積時点でも下塗り使用量の予測は2倍ぐらいとしていた。

ところが、やはり年数の経過によるシーラーの吸い込みは尋常じゃないレベル・・・・・(苦笑)






塗り始めた先から、あっという間に乾いていくため、追っかけるようにジャバジャバとシーラーを吸い込ませるように塗装。

一応、シーラー1回目の塗装なのなだが、この時点で2回塗り。

     





だが、塗った部分の色は変わるものの、表面にテカリが出るどころか、乾いたと思われる部分を軽く手で擦ると・・・・・・・・・、やはりポロポロと落ちてきてしまうのです。

今回使用しているシーラーにて必要とされる塗り重ね乾燥時間は16時間。

下地処理が最も大切な工程なので、このシーラーは何回塗ることになろうとも、絶対に手抜きが許されない工程なのである・・・・・。  

Posted by くぼた at 22:25Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年07月23日

適材適所

本日は朝イチで、三ケ日町の現場で足場工事の立会。

     





足場工事の立会では、足場の高さ、位置などの細かな指示を、足場職人に出すのが仕事。

この指示を出すか出さないかの違いにて、作業しやすい位置、スペースの確保というところで、大きな差が出てしまうのです。

これは、私自身が足場を掛けていた経験もある事で、それぞれの建物での必要な高さやスペースを、どのように作るのか?そしていかに建物への負荷を少なくするか?を考えてのこと。

こうして、足場工事の際は、必ず立会をするのです。





そして今回の現場では、足場の種類が単管ブラケット組み足場を使用している。

この足場は、凹凸の無い鋼管パイプへネジ式のクランプを使用して組み立てていくもの。

最近非常に多くなった、クサビ式打ち込み足場(ビケ足場とも言う)に比べ、足場組みの作業時間が掛かるというデメリットはあるものの、組み方の自由度が高いという大きなメリットがあるのです。

このメリットは、裏を返せば職人の腕しだいと言う側面があるので、私は完全に職人指定で組んでもらっている言うのは言うまでも無いのですが(笑)





また、この単管足場のもう一つのメリットは、足場の重量が軽く、なおかつ組む時の下地への(建物への)の負荷が少ないと言うこと。

なので、今回の現場のような、屋根が入り組んでいたりする和風住宅に向いているのです。

このような足場種類を選択するのも、建物を工事するうえで考えなければならない、適材適所についての部分。





こうして足場工事が終わると、いよいよ工事着手なのです。  

Posted by くぼた at 22:35Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年05月19日

牛歩?

塗り替え工事が進む磐田市内の現場は、進み具合が目立ちにくい現場・・・・・。

これは、それだけ手間が多く掛ると言う事なのだが、その手間は、一般の方々には判りにくいものなのです。





それは、こちらのお宅の建て方というか、素材の起因する。

外壁は窯業サイディングなので、通常の塗装スピードで済むのだが、軒裏が化粧垂木、化粧野地なので、その部分の塗装に時間が掛るのです。

これがケイカル板だったら・・・・刷毛、ローラーであっという間に作業が進み、完了までの時間も読みやすい。

しかし化粧材木の塗装は、刷毛で斑にならないように塗っていく作業なので、凹凸の多さも含めて、ローラーで塗れる部位に比べて数倍の時間が掛るのである。





また、痛んだ部分は塗料の吸い込みが多いため、こちらも塗り継ぎで斑にならないようにしながらも、追っかけて吸い込ませるように塗って、全面平均的に見えるようにしなければならないのです。

そんな木部塗装は、外から見る分では手間のかかり具合は判らないので、こちらの塗り替えは牛歩のようにも見えるのだろう・・・・・。

なので木部が終わり、外壁にフィーラーが入ったところまで進むと、もう完成目前のようにも思えてしまうのです(笑)

     





こうして少しづつ少しづつ、派手さは無いが、確実に仕事を進めていくのが、本当の仕事なのである。  

Posted by くぼた at 22:51Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年05月15日

取り外し

新築時と違い、塗り替え工事においては、さまざまなものが建物に取り付けられている。

それを全て同じ塗料で塗ってしまうのか?

それとも細かく養生(マスキング)するのか?

なんて考えているよりも、私は取り外すという方法を選択しいているのです。





もちろん、取り外しが困難な給湯ボイラーなどを外す事は無いのですが、ビスで外壁に取り付けられているようなものなどは、ことごとく取り外してしまうため、お客様から驚かれることもしばしば・・・・・。

しかし、別に建物を破壊しているわけでは無いし、作業効率も、仕上がり品質も向上するのだから、やらないと言う選択肢は無いだろうと思うのです。





そして現在施工中の現場でも、色々なものを取り外しているのです。

          





これらは、取り外す事で、細かな養生の手間が大幅に減らせるし、外壁部分を塗るのも非常にラクになる。

それに、そのままでは手が入らない、目が届かない裏面を塗装することが出来ると言う、もっとも大きな理由があるのです。

なにより木製品なのだから、木材の保護を考えれば、裏面も塗るべき!!と言う事で、取り外して、洗って、オスモを塗ると言う工程を、広いスペースで行うのです。





まだまだ取り外しを行うものは多数存在するのだが、取り外しと言う作業は、一見面倒なようにも見えるが、実際には、工事を効率よく進めるための最適な方法なのです・・・・・・。  
タグ :塗り替え

Posted by くぼた at 22:52Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月23日

足場

本日は、東区中野町の現場で足場解体。

そして磐田市の現場で足場着工と、2軒の現場で立会である。




まずは中野町の現場。

こちらは、クサビ式の打ちこみ足場なので、予定は半日。

しかし1か月半を超える期間を要してしまった中野町の現場は、まさに雨との戦い・・・・・。

まさかまさかの雨つづきで、まったく現場が進まず、お客様に随分と不自由をお掛けしてしまった現場なのだが、あいにく本日も雨となり、滑って落ちないように、見ているこちらも足に力が入ってしまう。





次に磐田市の現場。

こちらは、単管組み足場なので、まる一日の予定。

なぜ単管足場なのかと言うと、こちらの現場は和風住宅であり、足場の掛け方や屋根への負担を考えると、クサビ式が不向きとなるのです。





そんな二軒の現場それぞれに立会、中野町と磐田を移動。

また明日から、新たな現場のスタートである!!  

Posted by くぼた at 23:06Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月16日

上塗り

下塗りを1回、中塗り2回塗った外壁に、最終仕上げは上塗りを2回塗り。





強い溶剤でエポキシ樹脂で、下地表面を固める役割であった溶剤の下塗り。

膜の厚みを確保して、塗膜弾力性、柔軟性確保と言う役割とともに、外壁の巣穴を埋め、全体を滑らかにした水性の微弾性中塗り。

そして、雨水と紫外線から外壁を守ると言う、耐久性確保という重要な役割と、色という美観の回復を目的とした水性の上塗り。

それぞれの工程や材料に重要な役割があり、どれも欠かせないものなのです。





この上塗りに水性塗料を選択するのは、仕上がり感に溶剤系のシャープさを求めるのではなく、ふっくらとした柔らかさを求めると言うが理由の一つ。

そして臭いの問題がもう一つ。

ただし、最初の工程に溶剤塗料を使っているのだから、今更という考え方もあるのだが、1回だけで終わるのか、2回繰り返すのかの違いがあるしと言う気持ちの問題も(笑)

あとは、お客様の意識というものがあり、臭いが出ると言う事への抵抗感を見積もり時に打ち合わせさせていただき、塗料の選択をした結果もあるのです。





あれだけ粗かった外壁表面も合計5回の塗装を経て、柔らかな感じに仕上がり、防水性の確保も完了です。

       

Posted by くぼた at 22:49Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月13日

クラック部分

今回の現場では、クラックが何箇所かに入っていたため、Uカットと言う方法をとっている。

このUカットとは、U型のダイヤモンドカッターをディスクグラインダーに取り付け、外壁のクラックに沿って凹みを掘っていくと言う方法であり、塗り替え工事開始早々に、この工事を行っている

そして、Uカットした部分は樹脂モルタルで補修し、ボカシという細工を施しているのです。





ただし、いくらボカシていても、完璧に模様が周りと調和しているか?と問われると、完璧となることはあり得ない。

それに、クラック部分の動きを吸収するためにシーリング(コーキング)を打っているので、下地までのクラックが入らない代わりに、樹脂モルタル部分にはクラックが入る可能性は否定できない。

そこで、中塗りの1回目と2回目の間に、砂骨ローラーで模様付けとクラック抑制対策を施したのです。

     





こうして、クラック部分への対策が完了。

塗り替え工事とは、人間で言えば定期健診。

そして、その時に見つかった病気に対して、外科手術。

建物のかかりつけ医として、先々の可能性を考え、さまざまな対策を施していくのです。  

Posted by くぼた at 22:43Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月12日

中塗り

下塗り乾燥後、次の工程に入るのですが、今回の工事では中塗り1回目。

今回使用する中塗りは、可とう形改修塗材RE。

いわゆる微弾性フィーラーなのだが、可とう形改修塗材E(一般的な微弾性フィーラーの分類)に比べ、エポキシ樹脂を配合し、柔軟性が増していると言われるものである。





この可とう形改修塗材とは、

弾力性はあるが、伸びる割合は弾性ほど大きくない微弾性フィーラーに使われる用語。

さらに言うと、この「可とう」とは可とう性を意味し、JIS規格にて「可とう性試験」として直径10mmの鉄の棒にあて90度折り曲げるものです。

ちなみに、「弾性塗材」と言われるものは、JIS規格にて「防水形複層塗材」、「防水形外装薄塗材」と呼ばれており、塗膜を引っ張って切れるまでの伸長率の試験をおこなっているものであり、これらの違いにより、弾性、微弾性と言う種類の区別がなされているのです。





そんな塗料を使って塗装をすると、下塗りのシーラーが、見た目に色がつく程度の変化しか無いことに比べ、ぽってりとした膜厚感が出てくるのです。

     

 フィーラー塗装部分 / シーラーのみ塗装部分

写真だと非常に判りにくくて申し訳なのですが・・・・・(苦笑)





この塗装にはウールーローラーと言う20ミリ程の毛足のローラーを用いているのだが、1回塗りでは、外装表面がとても粗い今回の建物ではちょっと物足らないし、クラックの抑制を考えても、これまた物足らない。

そこで、砂骨ローラーという蜂の巣のような穴だらけのローラーを使用して、1回の波型模様がつくぐらいの塗装方法もあるのだが、その工事をしようとすると、模様のつき方や、その仕上がりなどを考えると、私しか塗れない事になってしまう・・・・・。

なので、ウールローラーにて2回塗る方法を選択したのです。





すると、もともとの外装表面の凹凸は、少しづつ埋まっていき、イコール膜の厚みを付けていると言う事になるのです。

         

        フィーラー1回塗り                   フィーラー2回塗り





こうして、モルタル外壁からのクラックを抑制する力を持たせるだけでなく、凹凸を滑らかにすることで雨水の浸入口を確実に塞ぐようにするのです。  

Posted by くぼた at 21:55Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月11日

下塗り

外壁から付帯するものを一通り取り外した後に、ようやく外壁塗装がスタートする。

今回のお宅の場合、ラスモルタルの上に左官スタッコと言う仕上げ。

このスタッコの大きな凹凸の部分から、下地へと雨水が入り込み、それが水分の膨張によって塗膜が膨れるという仕組みは同じなので、雨水の吸い込みを止めることが、塗装工事の目的の一つとなるのです。





そこで決めた仕様は、下塗り1回、中塗り2回、上塗り2回の3工程5回塗り。

まずは、下塗りに強溶剤のエポキシ樹脂プライマーを使用。





私の今までの考え方でいけば、浸透力の強い、溶剤分の多い浸透型シーラーを使用し、モルタルの深くまで固めたいという思いがあった。

しかし今回、塗料メーカーの意見として、樹脂成分の多いプライマーを使い、表面を固める方が良いと言う事で、その仕様を選択したのです。





艶の無いスタッコの面に、白いプライマーを塗ると、基材に吸い込まれるよりも残る樹脂成分が多いため、あっという間に真っ白に。

     





ちなみにこの下塗り、塗り重ね乾燥時間が8時間以上なので、中塗り工程に入れるのは翌日以降。

こうして、一歩一歩踏みしめるように工事が進むのです。  

Posted by くぼた at 21:12Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月10日

外せるものは

昨日記した、「シリコン」の上にシープラを塗ると言ういつもの作業に加え、私のところの標準仕様は他にもある。

この標準仕様とは、「外せるものは外してしまう」と言うもの・・・・・。





建物外壁には、さまざまなものが後付けされている。

これはエアコンの配管カバーや電灯、玄関チャイムや玄関照明、他にも電気の引きこみケーブルなどなど、挙げてみると、なかなか沢山のものが後付けされているのです。





これらのものを取り外す事無く、すべて同じ塗料で塗りこんでしまえば、養生時間の短縮に始まり、塗り分けの手間など、全ての時間が短縮できるという考え方もある。

反対に取り外すこと無く養生をした場合、特にエアコン配管カバーなど交換する可能性が高いものなどは、その下が未塗装となり、いずれそれを目にすることとなり、塗り残しとして見苦しい・・・・・。





そんな部分を考え合わせると、コスト面さえクリアできれば、「外せるものは外してしまう」方が、仕上がり的にも、作業をするものとしての気持ち的にも良いと思うのです。

それに、この付帯物の取り外し、復旧作業において、何万円もコストが掛ると言うものではないし・・・・・。





と言う事で、もちろん今回の現場でも、「外せるものは」と言うスタイルで工事をさせていただいている。

例えば、玄関チャイムも一旦取り外して養生、仕上がったところで復旧という順番。

       





こうして、目には見えないような細かな作業内容なのですが、ちゃんとした意味があり、根拠があるのです。  
タグ :塗り替え

Posted by くぼた at 23:43Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月09日

シリコンの上に

塗り替え工事に際し、必ず出番のあると言っても過言ではないプライマーがある。

本来ならば、このプライマーの出番があっては困るのだが、10軒のお宅を工事させていただくと、そのうち9軒は間違いなく必須となるぐらいの高確率・・・・・。





これは、建物の色々な部位に使用された「シリコン」シーリング(コーキング)が原因。

もう、何度も何度も何度も・・・・・、クドクドと書き続けてきた「シリコン」のシーリング(コーキング)の問題なのだが、むやみやたらに使われている「シリコン」によって、周辺の汚染があったり、塗料を付着させなかったりと、良い事など一つも無い。

その「シリコン」が使われている事で、塗り替えに支障をきたすことを知らないのは、ある意味仕方がない事と割り切ったとしても、周辺汚染は必ずなるものなので、せめてそれだけは理解してもらいたいものである。





そんな困った「シリコン」なのだが、処理できないで終わってしまっては、そこから先に進まないので、何とかしなければならない。

そこで登場するのが、関西ペイントの「シープラ」なのです。

これ以外に、シリコンの上に塗れるプライマーと言う宣伝文句のある商品を使用した経験もあるのだが、全く役立たず。





と言う事で、今回の建物においても例外なく「シープラ」を塗装。

後付けの配管、エアコンの配管カバーの周り、テレビ配線の引きこみ部分などなど、あちらこちらにシリコンが使われているので、それら全てにシープラを塗るのです。

       

Posted by くぼた at 21:54Comments(0)TrackBack(0)塗り替え

2010年04月04日

中塗り

現在塗り替え中の現場では、屋根のモニエル瓦の塗り替えに、発売前の塗料を使用しているのは先日も記した通り。

この塗装仕様は、下塗り2回、中塗り1回、上塗り2回の、合計5回塗り。

そしてこの工程の中での中塗りとは、一般的な工程表記によくありがちな、上塗りの塗り重ねではなく、純粋に中塗りなのである・・・・・。





一般的な塗り替えに用いられる仕様において、下塗りは、あくまでシーラーなどのプライマーや、微弾性フィーラーなどの下地調整材を指している事が殆ど。

そこに、上塗りを2回塗る事が標準的というか、一般的な塗料の仕様なのです。

このとき、上塗りの1回目と2回目を、それぞれ中塗り、上塗りと表記する場合もあるのですが、それはあくまで上塗り2回の事。

このような専用中塗りを使用しなければならない塗料は、強い溶剤の塗料や、上塗りと下塗りの付着性が悪い、ちょっと特殊な塗料に限られる。

そして今回の塗料は、3フッ化の水性フッ素樹脂塗料なのだが、この「フッ素」は、高い耐候性能を持ちながら、単体の塗料としては付着性能が弱いため、専用中塗りが必要になってくるのです。





と言うわけで、本日は中塗りを施工したのだが、この中塗りが非常に塗りにくい・・・・・。

モニエル瓦専用の下塗りであるスラリー強化プライマーは、水みたいにジャブジャブ垂れ流すように塗るのだが、この中塗りは、中途半端な粘度なのである。

ローラーで塗っても、刷毛で塗っても、そこそこ程良い抵抗感を感じるので、希釈率も粘度も程良いと思うのだが、時間が経過すると、うっすら垂れが始まってくるのです・・・・・(苦笑)。





なので、屋根を横に移動するように塗っていき、戻るように刷毛で垂れてくる部分を拭うようにしていくという繰り返し。

この手間、かかる時間、なかなか細かい部分ではあるのだが、垂れると見苦しいので、省くわけにはいかないのです。

ただし乾燥してみると、しっとりした仕上がり感で、「おっ、なかなかイイ感じ」となったのでした。

       

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2010年03月31日

発売前

天気が目まぐるしく変わる最近の天気に振り回され、やらなければならない仕事が山積。

雨漏り修理の現場にも顔を出し、私のやるべき仕事を行い、塗り替え現場に移動して、今度は塗装工事をするという、なんとも慌ただしい状況である・・・・・・。





そんな中、塗り替え現場では、屋根塗装が進行中。

モニエル瓦の塗り替えを行っているのだが、今回の仕様、見積時点で考えたのは、

スラリー強化プライマー 2回塗り

水系ナノシリコン 2回塗り

合計4回塗りの仕様であった。





しかし工事前になって、水谷ペイントから、水性フッ素樹脂塗料が発売を控えている事を知り、すぐさま担当営業に掛けあった。

発売前ではあるが、納期は掛るものの使用出来るという事で、仕様変更をしたのです。





すると、工事の仕様は

スラリー強化プライマー 2回塗り

水系パワーフロン中塗り 1回塗り

水系パワーフロン 2回塗り

合計5回塗り。





塗り替え工程が増えると言う、こちら側のデメリットはあるのだが、外壁と同等の耐久性を確保するためには、少しでも良いものを使いたい。

そもそも、劣化度合いを数字として表した場合、南向きの外壁の痛みを1年で1とすると、南向き30度の屋根は1年で2.5となると言う、実験結果があるのです。

これを踏まえたうえで、外壁と屋根の耐久性をなるべく同じとなるように、仕様を考えるのですが・・・・・。





今回のようなモニエル瓦の場合、塗装仕様が非常に限られるため、見積もり時点での選択肢はとても狭い。

そして耐久性についても同じくなのだが、それが耐久性が高いと思われる水性フッ素を使えそうとなれば、使わない手は無いという考えに至ったのです。





今回の手間が増えるのは、こちらの問題だからクリアできる。

塗料については、メーカーが私の要望を聞き入れてくれて、手に入るようになった。

あとは、どれだけ耐久性が高いのか、期待が高まるのは言うまでも無い。  

Posted by くぼた at 21:17Comments(0)TrackBack(0)塗り替え