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2007年02月17日

天井が・・・

先日、お客様から電話がありました。
「持っている借家の住人から、天井が剥れていると連絡が入ったのだけど、様子を見てくれないか?」
との事でした。

その借家へ伺うと、台所と洗面所の天井が・・・・・。

     天井が・・・



原因として考えられるのは
① 以前、水性塗料を塗った際にシーラーなどの下処理がなされていない?
② 台所の油の影響?
③ 釘頭などのパテと、石膏ボードが密着していない?

などが考えられるのですが、何分私が工事を行った訳ではないので、正確なことは判りません。
ただ、おそらく上記3点かと・・・。



お客様に報告し、私の仕事では無く、大工さんの工事であることを伝えて終了・・・。
の、はずだったのですが、諸般の事情により私が工事を行うこととなりました。



こういう工事場合



まずはお客様への見積り提出。

剥れの原因を解説した説明書をつけるものの、全く見てもらえず、金額の明細をチェック。
そして、コレまた決まって言われる言葉があります。
「借家も古し、いずれ塗り変えなければならないんだし、お金が無いから安くしてよ♪」
さも嬉しそうに・・・・・・・・・・・・・・・・。


実はこのようなやり取りが一番嫌いなんです。
私はお客様から「ぼったくる」つもりなど更々有りませんし、必要な工事をするに当り、必要な金額を入れて見積もりにしているだけなんですが、必ず値切ろうとする人が居るんですよ・・・。
そのために端数を出しておいたり、はじめに高く設定し、値引きすれば良いのかも知れませんが、そういう小手先の細工も苦手なので・・・。

さんざん粘られ、結局2000円ほどの値引きをして許してもらいました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




次に借家の住人との打合せ。

内部の工事なので、住人が休みで都合が良い日となるのですが、やたら都合が悪いと、なんだか勿体つけられる事もしばしば・・・。

たまたま今回の住人は、比較的スムーズに話が進んだものの、「あれは直せないか? これも見苦しい!」という苦情めいた話も・・・。
こういう時は「そういうのは無理だと思いますよ~。どうしてもなら大家さんに言ってくださいね~。」とやんわりかわすのです。



そして工事当日。

室内工事は、荷物の片付けと移動から全てがスタートなんです。
これはどんなに前もって念押ししても無駄なことで、中には「やろうと思っていたんだけど、○○で・・・」という言い訳を一生懸命される方もしばしば・・・。

別に言い訳を聞きに言っている訳ではないので、笑顔が引きつりながらも「良いですよ~、大変ですもんね~・・・・」と、もくもくと作業を進めるのです。


たまたま今回の方は、殆ど移動をしてくれてあり、住人の鑑みたいな方で、随分助かりました。




という事で本日は、天井に材木下地を組み、そこへ5.5ミリのベニアを打ち上げると言う作業。
古い借家ですので、かねが出ていない(角が直角ではない)し、部屋の壁も凸凹が激しいので、ベニアをのこぎりで大体の寸法に切った後、カンナで削ったりしながら、段々あわせるというかな、なじませていく作業に終始しました。

     天井が・・・    →    天井が・・・



さて明日はクロス貼りの立会いで、その後荷物の復旧が出来れば完成です!!



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Posted by くぼた at 20:56 │住まい

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