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2011年02月08日

破裂寸前

数年前、20年来の漏水を修理させていただいたお宅があった。






新築時より、少しづつ漏水が続いていたらしく、相談を頂いた時点で築20年を超えていた。

毎日すこしづつ、ゆっくりとメーターが動き続けていたので、建築会社へ調査を指示したらしいのだが、原因がわからないまま、ずるずると時間だけが過ぎ、とうとうその会社は倒産してしまったとの事。

たまたまそんないきさつをお聞きし、調査を進め、原因と思われる経路を絞込み、修理をさせていただいた。

この修理によって、なんと水道代の請求が半額となったとの事で、お客様は大喜びであった。






それ以来、何かあるごとにさまざまなご相談を頂いていたのだが、今回また新たな漏水が始まったらしく、メーターが動いているという連絡が入ったのです。

そこで今回は、築年数から考えても全体の配管を交換する方が良いということになり、リフォームと言うか大手術と言った様相に・・・・・。







しかしこちらのお宅、床下へ入れる部分が無いため、どこかの床に入り口を作らなければならない。

そこでキッチンへ床下収納庫を新設する事とし、とりあえず私が即席大工となって工事を始めたのです。

     破裂寸前






床板を丸ノコで切り取り、そこから水道屋さんが床下へ潜ったところ「見つけた!!」との声が。

私も床下へ潜ってみると、そこには無残に錆び付いた、と言うか完全に腐食した水道管が・・・・・。

     破裂寸前






思わず「うわ~」と言ってしまうような錆びであり、よく漏水のレベルで耐えていたものだ。

もう破裂寸前・・・・・。






このように昔の建物は、水道管が鉄管というケースがよくあるのだが、ここまで外部が錆び付いた現場は、私が見た中では過去最もひどい状態。

何はともあれ、破裂寸前で修理に入る事ができて、まずは良かったとしよう。



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Posted by くぼた at 20:44 │住まい

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