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2010年03月26日

此処も

現在塗り替え中のお宅にて、モニエル瓦の袖瓦下地に問題があった事は、先日も記した通り。





そもそも袖瓦の下地において、ルーフィングが寸足らずなのが、こちらの現場の問題点。

ただし、袖瓦と平瓦の間に入るパッキンが効いている事で、なんとかなっていたという状態であった。

また、袖瓦を留めるためのビスや釘を効かせるための木下地も、これまた中途半端な位置である事も問題・・・・・。





こう書き出してみると、問題ばかり。

問題点を挙げだすときりがないのだが、問題点を十分に確認、把握することと同時に、今後の建物の維持に支障をきたさないようにするための策を練るのが私の仕事である。




しかし、袖瓦の下地、全てが痛んでいるわけではないので、とりあえずは下地材木の取り付けと、寸足らずのルーフィングを補うために、追加でゴムアスのルーフィングを入れる作業を開始。

袖瓦を取り外し、下地を直して再度取り付けを繰り返していくと、1階屋根に移り、玄関屋根に差し掛かったところで、えっ?此処も?

     此処も





1階屋根は大丈夫だと思ったのは、ただの期待に過ぎず、また修理個所が増えてしまった(涙)

ただ、これをそのままにしておけば、当然のことながら、数年後には下地材が腐ってしまい、大屋根のようになってしまうので、ここで見つけた事に意義があるのです(苦笑)

それにしても、本当に雨仕舞が出来てない瓦の納め方ばかりである・・・・・・・・・。



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Posted by くぼた at 22:19 │出来事

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