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2009年10月30日
瓦屋根葺き
先日の事、やはり台風被害によってのご相談から、瓦屋根の棟の破損について、現場確認をしてきたのです。
こちらのお宅は、いわゆる洋風瓦を葺いている建物で、S瓦と言われるタイプ。
棟の一部がアンテナの倒壊によって破損していたのだが、築年数が古く、棟の下地は屋根土で仕上げられていたのです。
これは、近年の考え方で言えば、平瓦を積まないこのタイプの場合、「なんばん」というセメントと漆喰を混ぜ合わせ、長所をとった材料を使用して、「なんばん」のみで仕上げる事が一般的となっているため。
ということで、棟のやり直しを提案しなければならないのだが、実はもうひとつ問題があったのです・・・・・。
それは、こちらの屋根瓦の、全体の問題。
下地材木の位置と間隔があっていないため、瓦全体にズレが生じていたり、一部が波打ったようになってしまっているのです。
こうなっていると、いくらズレを修正しても、瓦の自重によって再度ズレが生じてくるため、根本的な解決しか方法が無くなってしまうのです。
そしておそらく、最初にこの屋根を葺いた職人は、下地の巾を理解していなかったのでは無いかと・・・・・。
どこちらにしろベストを尽くすしか無いし、この状況を正確にお客様にご理解いただけるようにするのが、まずは私の仕事である。
こちらのお宅は、いわゆる洋風瓦を葺いている建物で、S瓦と言われるタイプ。
棟の一部がアンテナの倒壊によって破損していたのだが、築年数が古く、棟の下地は屋根土で仕上げられていたのです。
これは、近年の考え方で言えば、平瓦を積まないこのタイプの場合、「なんばん」というセメントと漆喰を混ぜ合わせ、長所をとった材料を使用して、「なんばん」のみで仕上げる事が一般的となっているため。
ということで、棟のやり直しを提案しなければならないのだが、実はもうひとつ問題があったのです・・・・・。
それは、こちらの屋根瓦の、全体の問題。
下地材木の位置と間隔があっていないため、瓦全体にズレが生じていたり、一部が波打ったようになってしまっているのです。
こうなっていると、いくらズレを修正しても、瓦の自重によって再度ズレが生じてくるため、根本的な解決しか方法が無くなってしまうのです。
そしておそらく、最初にこの屋根を葺いた職人は、下地の巾を理解していなかったのでは無いかと・・・・・。
どこちらにしろベストを尽くすしか無いし、この状況を正確にお客様にご理解いただけるようにするのが、まずは私の仕事である。
Posted by くぼた at 21:22
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