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2008年03月11日

屋根を塗る

屋根塗装の場合、外壁に比べ、紫外線や風雨による影響で、劣化の度合いは非常に大きなものとなる。

数字で表すと、よく聞く話ではあるが、南向き外壁の劣化が1年で1痛むとするならば、南向き30度の屋根の痛みは2.5となる。

     




そこで、外壁の塗料を基準としたならば、屋根に使用する塗料は随分と高いグレードの塗料を使用しないことには、到底同じ年数で塗り替えへ、とはならないのである。

今回の現場でも、外壁には1液型の水性塗料を使用し、屋根には2液型の弱溶剤系塗料を選択。

これでもまだまだ能力は不足するような気がするのだが、屋根の下地状態のことがネックで、これ以上の高性能なものは、溶剤分が強い乾燥収縮を起こすことによって、下地からの剥れ、錆止めの縮みなどの可能性が高くなる事から、選択できる範囲が限られてしまっているのです。






もちろん、それなりに持たせるために、ケレン・清掃に通常の2倍以上の手間を掛け、あえて錆止めを2回塗りする事により、塗料の厚みもつけてみたりしているのです。

また、太陽光による熱吸収のことを踏まえ、なるべく明るい色にしてみたり・・・。

出来る限り、出来るだけ、長持ちさせるための施工をするために、知恵を捻って、手間を掛け、塗料を塗りこんでいくのです。

長持ちしろよ~と・・・・・・・。


     屋根を塗る



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この記事へのコメント
南向きの家が良い~♪なんて思って建てた家だけど、屋根は劣化しやすいんですよね。
それに角地だから壁に風雨も思いっきりあたるし…。
ウチももう屋根は、はげはげになってきたっぽいので塗り替え時期です。
近くのウチは塗り替えしてピッカピカ。
う~ん、うらやましいっ。
Posted by まこと at 2008年03月13日 16:59
まこと さま

向きはともかくとして、どこかしら太陽光を浴びている部位は痛みが大きいのは当然のことですから、心配はいりませんよ。

あとは
・それぞれの部位にあった耐久性のある塗料を使う
・そのための充分な下地調整をする

と、結局はお化粧するときと同じなんですよ(笑)
ただひとつ違うのは、毎日なのか、10年に一回だけなのかと言う事ですね。

そして一番大切なのは、基礎化粧と一緒で、下地のお手入れなんです。
Posted by くぼたくぼた at 2008年03月13日 22:25

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