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2008年03月12日

塗料選び

屋根や外壁の下地を、塗料を付着させることが出来る状態にすることは、当たり前中の当たり前。

それこそ、毎回のように書き続けている下地作業についてではなく、今回は上塗り塗料について・・・。





塗料には、耐久性の目安とされている、ウレタン樹脂やシリコン樹脂、フッ素樹脂などの有機物である樹脂分とそれらに配合されている化学薬品によって、様々な種類の製品が存在します。

もちろん、下地が充分に出来上がっている事が、すべての前提である事は間違いないことなのですが、さらに同じ樹脂の塗料を使用しても、耐久性は大きな差が存在するのです。






過去、さまざまな製品を使用してきて感じていることは、安価で高性能な製品は『あり得ない』と言う事。

実際、販売店から「メーカーの協力によって、高性能な製品が、一気に値下がりしました!!」と言われ、数件の現場に使用していいましたが、それから数年が経過してみると・・・・。

お客様には申し訳ないが、ちょっとこれは・・・と言う事があるのです。






もちろん、別に高額な材料費をお客様から頂戴していた訳では無いので、だましたとか、そういう問題ではないのだが、私自身の目で見て、これでは恥ずかしいなと思ってしまう経年劣化。

こんな現場を確認し、メーカーに質問をしても、「そんなクレームは一切あがって来ないので、判りません」としか返ってこないのです。

でも、酸性雨濃度が年々濃くなっているようにも感じ。

黄砂や大気汚染も大きな影響があるでしょう。

紫外線量の増加なども含め、地球環境の変化、地球温暖化により影響と言う、非常に規模の大きな話になってしまいます。

しかし最も大きい影響を及ぼすのが、コスト削減のための、配合される化学原料の差し替えなどの変化なのかもしれません・・・。(これはメーカーに聞いても、絶対本当のことは答えないでしょうね・・・)







ではどうするか?

もし、自分の家だったら・・・・。

もし、自分がお金を払っていたら・・・。

この、「もし」と言う事を考えたとき、やはり、安いモノはそれなりに、広告宣伝費がやたら掛かっている塗料もそれなりに、という判断は、間違っていないのだろうと思うのです。

最終的には、メーカーは何も保障はしてくれませんし、お客様からすれば、すべては施工者の責任なのですから・・・。


タグ :塗料想う

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Posted by くぼた at 23:58 │塗料

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