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2009年03月18日

外壁補修

昨年の年末のこと、お付き合いのある建築会社の若い監督から、相談を受けた。

「今度ALCの住宅をリフォームするんですけど、そこで換気扇を取っちゃうんですが、どうすれば良いでしょうか・・・」

「どうすればって? 処理方法がわからないと、なんとも答えようが無いよ(笑)」

このときは、意味が理解しきれなかったので、後日写真を送ってくれるように伝えておいたのです・・・・・。





1月になってメールで写真が届くと、フォーム工事のなかでキッチンをIHにするようで、古い換気扇を取ってしまい、その開口部を埋めてしまいたいと言うことであった。

およそ50cm角の開口部に、ALCをはめ込んだら?というような事を考えたらしいのだが、下地を作って、そこだけALCを貼っても、そこだけALCの工事、シーリング(コーキング)打ち、塗装工事が必要になり、たったそれだけのために、ちょっと工事が多すぎるような・・・・・。

そこでアイデアとして提案したのが、同じ下地を組むのならば、その下地に板金で「蓋」をつくり、その周りを変性シリコンで処理すれば、基本が板金工事だけで済むから、安価で仕事が早いのではないかということ。





ところが2週間ほど前、その現場の件で相談があった。

「ちょっと外壁を補修したいんですが、どうしたら良いでしょうか?」

現場を見に行くと、一応言ったことはやってみたと言う感じなのだが、外壁のALCは欠けてしまっているし、板金の周りにはシリコンを指で擦り付けていると言う、なんとも・・・・・・・・・・と言う状態。

     外壁補修





気をつかうべきリフォームにて、それが出来なかったのがよくわかる状態である。

こうなると、何とかお客様に納得してもらえる状態にするしかないので、その補修方法を考えてみたのです。

①ALCの欠損を補修
②シリコンシーリング(コーキング)の処理
③欠損部分の模様付け
④塗装処理

パッと考えてこれらの処理が必要になり、こんな事ならALCはめ込んでも変わらなかったんじゃ無いかとは思うのだが・・・・・。





と言うことで、それらの一連処理をした完成形がこちら

     外壁補修





たったこれだけの小さい面積に、ずいぶんとコストが掛かった外壁補修工事であるが、補修と言うのはそれだけ手間のかかる事だし、そもそも気を使わなければならないものなのである・・・・・。



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