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2008年07月22日

教育?モラル?

本日の夜7時過ぎ、頼んでいた荷物が配達された。

荷物とは、「山梨の桃」なのだが、10年ほど前からお付き合いがある農家の方から、毎年欠かさず送ってもらっているのです。





しかし、なにぶん柔らかでありデリケートなものなので、運送中の衝撃で傷みが出ることも少なくない。

そこで、箱には桃の大きな文字が書かれ、伝票も果物専用のものになり、「ナマもの」「絶対、タテ積しない」という記述もあるのです。

そこまでしても、運送中にはさまざまなアクシデントが起こるのか?到着したら傷んでいたということも・・・。





ところが、本日はそのような事例とはまったく違い、玄関を開けたときに目にしたのは、小脇に桃の箱をタテに抱えた配達員。

思わず「何やってんだ!」と言ったのだが、その配達員は意味がわかっていない様子。

「中身は桃って書いてあるでしょ! 傷みやすいこともわかんないの!!」と言うと、なんとその配達員は「大丈夫だと思いますよ」と平然と言ってのけたのである。

そして当たり前のように「サインかハンコください」と・・・・・・・。





「何考えてんだ!」と言ってみたものの、おそらく何を言っても無駄だと思い、すぐさま営業所へ電話をしたのです。

その後、責任者が謝罪に訪れ、「教育不行き届きで・・・」と言われたのだが、それこそ教育の問題では無い。

注意事項が書かれたことは、約束事であり、それを守れないばかりか、指摘されてもまったく意に介さないようでは、配達員の教育以前の、人としてのモラルの問題である。

また、短絡的に「クレームが出たら、保険で新しい物に変えればよい」という意識もあるのか、そのことをしきりに言われていたので、はっきり言って完全に説教モードである。

また、「代金という対価をいただく以上、仕事とはプロの領域であり、一人の人間が良いとか悪いとかではなく、お客様の眼の前で起こった出来事は、個人の話ではなく、会社自体のことと直結しているのです」とも伝えたのです・・・・・。





このような事例は、形を変えれば自分の身の回りにも起きうる事だし、もしかしたら、私が知らないだけであって、私や、下請け業者がお客様を不快にさせてしまっていることがあるかも知れない。

しかし、私自身は、自分の会社で受注したことに関しては、クレームやトラブルが起きた場合、誰がでは無く、すべての責任は私にあると思っている。

それこそ、お客様からしてみれば当然の話であり、「誰に、どこの会社に依頼したんだ?」と言われれば、他に答えようが無いのですから。





それにしても、大きな会社であるとか、小さな会社であるとか、という問題ではなく、その仕事に携わるという意識が欠落した人が一人でも混ざると、それこそ全ての信用がなくなるのだと言う、とても解かりやすい事例であった。

自分自身の会社においても、気をつけなければ・・・・・。


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Posted by くぼた at 22:22 │出来事

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