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2008年02月18日
困ったなぁ
今回の現場で、困ったなぁと思う箇所がいくつかあるのですが、その一つに、前回の塗り替え工事があるのです。
およそ8年前の工事ですから、現在と比べると、塗料の選択肢は少ない時期でした。
しかし、手抜き云々の話は別にしても、当たり前に考えて『やるべきこと』、『やってはいけないこと』については、今と違いが有るわけでは無い。
そんななか、最も困っているのが屋根。
屋根は折板屋根という三角の凸凹になっているもので、言うまでも鋼鈑屋根ですから、塗り替えと言えば、ケレン清掃→錆止め塗り→上塗り(2回塗り) という工程が基本中の基本。
ところが、なにか様子がおかしいので、カッターで表面を軽く傷つけてみると、何と錆止めを入れていないことが判明。
さらに、清掃も不十分なのか、簡単に剥れてくる部分もあり、非常に頭の痛いところなのです。
この最悪の手抜き工事、すべて剥れてくれさえすれば、後の工事に影響を与えることは無いのですが、とろうと思うと、現実的には非常に難しいことになってしまうのです・・・。
しかし、何も対策を施さないで塗装すると、おそらく錆止めの塗装後、塗った錆止めの乾燥による塗膜の収縮によって、下地の塗料をところどころ「パリッ!」と剥してしまうだろうし、その時剥れかった場合も、錆止めの上に塗る上塗りの乾燥収縮によって、やはり下地から剥れる可能性が出てくるのです。
そして、剥れるだけで済む問題ではなく、剥れた部分から下地に雨水が侵入し、そこへ溜まった水分が、鋼鈑の錆を呼び、さらに促進させると言う結果につながるのです。
このような理屈、理論は、何も特別な事ではなく、ごくごく当たり前に、塗装に携わる人間ならば知っている筈だと思うのだが、それを無視しても、少しでも大きな利益を追求すべく、このような詐欺を働くような業者が居ると言うのか・・・。
まったくもって、悲しい話なんです・・・。
そうは言っても、だから塗装しません、出来ませんと言ってしまったら、すべてが終ってしまいますので、何とかして塗れる状態、問題がおきないレベルまで下地を持っていかなければなりませんし、当然後々の塗り替えも考えた工事をしなければなりません。
そしてその相性も踏まえた塗料の選択、塗装工程を組まなければならないのです。
それにしても手抜き業者にも困ったなぁ・・・、下地調整にも困ったなぁ・・・である。
およそ8年前の工事ですから、現在と比べると、塗料の選択肢は少ない時期でした。
しかし、手抜き云々の話は別にしても、当たり前に考えて『やるべきこと』、『やってはいけないこと』については、今と違いが有るわけでは無い。
そんななか、最も困っているのが屋根。
屋根は折板屋根という三角の凸凹になっているもので、言うまでも鋼鈑屋根ですから、塗り替えと言えば、ケレン清掃→錆止め塗り→上塗り(2回塗り) という工程が基本中の基本。
ところが、なにか様子がおかしいので、カッターで表面を軽く傷つけてみると、何と錆止めを入れていないことが判明。
さらに、清掃も不十分なのか、簡単に剥れてくる部分もあり、非常に頭の痛いところなのです。
この最悪の手抜き工事、すべて剥れてくれさえすれば、後の工事に影響を与えることは無いのですが、とろうと思うと、現実的には非常に難しいことになってしまうのです・・・。
しかし、何も対策を施さないで塗装すると、おそらく錆止めの塗装後、塗った錆止めの乾燥による塗膜の収縮によって、下地の塗料をところどころ「パリッ!」と剥してしまうだろうし、その時剥れかった場合も、錆止めの上に塗る上塗りの乾燥収縮によって、やはり下地から剥れる可能性が出てくるのです。
そして、剥れるだけで済む問題ではなく、剥れた部分から下地に雨水が侵入し、そこへ溜まった水分が、鋼鈑の錆を呼び、さらに促進させると言う結果につながるのです。
このような理屈、理論は、何も特別な事ではなく、ごくごく当たり前に、塗装に携わる人間ならば知っている筈だと思うのだが、それを無視しても、少しでも大きな利益を追求すべく、このような詐欺を働くような業者が居ると言うのか・・・。
まったくもって、悲しい話なんです・・・。
そうは言っても、だから塗装しません、出来ませんと言ってしまったら、すべてが終ってしまいますので、何とかして塗れる状態、問題がおきないレベルまで下地を持っていかなければなりませんし、当然後々の塗り替えも考えた工事をしなければなりません。
そしてその相性も踏まえた塗料の選択、塗装工程を組まなければならないのです。
それにしても手抜き業者にも困ったなぁ・・・、下地調整にも困ったなぁ・・・である。
Posted by くぼた at 23:11
│塗り替え