■ 記事掲載のお知らせ ■

 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

日経ホームビルダー2011.1号より連載開始
写真でわかる『雨漏りを呼ぶ納まり』
玉水先生とともに監修を行いました


2011.6号 記事紹介はこちらへ
2011.4号 記事紹介はこちらへ
2011.3号 記事紹介はこちらへ
2011.2号 記事紹介はこちらへ
2011.1号 記事紹介はこちらへ

塗装・防水・雨漏り修理/当社HPメニューはこちらから

はじめてご覧頂く方へ塗装について雨漏りについてシーリング(コーキング)について

実録!! 信頼とは何か?雨漏り調査・診断についてごあいさつお問い合わせ

2010年05月12日

常識的に

築30年を超える住宅にて、雨漏りがあると言う相談があった。

その現場では、1階のリビングに雨漏りがすると言う事なのだが、その真上には2階のバルコニー(ベランダ)がある。

そこで、バルコニー(ベランダ)があるから悪いのだと、バルコニーの防水(ベランダ防水)を隠そうと、アルミのサンルームを設置してしまったのである・・・・・・。





しかし、その後も雨漏りが止まる気配は無く、数年・・・・・・いや10数年。

まわりまわって、私のところへ相談が入ったのです。





ただし、よくよく話をお聞きしてみれば、東風の強いときにのみ雨漏りが発生するという事で、そもそもの考え方が間違っていたという事になる。

それもそのはず、屋根の途中にバルコニーの立ち上がりがあるのだが、熨斗水切りと熨斗瓦の間に、大きな隙間がある、東風が吹き込んでしまう大きさ、角度となっているのです。

     常識的に





そんな判りやすい開口部をそのままに、バルコニーの笠木に絡んだサンルームを作り、笠木の脳天から釘を打つという無茶な納まりは、常識的に考えておかしな話である。

     常識的に





そんな雨仕舞的なの考え方以前の問題で、「常識的に考えると」という事を置き去りにsては、決して雨漏りは治らないのである・・・・・・・。



同じカテゴリー(雨漏り)の記事
見積の現場にて
見積の現場にて(2015-02-10 19:44)

台風18号(2014年)
台風18号(2014年)(2014-10-06 09:51)


Posted by くぼた at 23:52 │雨漏り

削除
常識的に