塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

先日のこと、取引先の建築会社の監督から、玄関建具についての相談を受けた。

その相談とは、「数年前に新築したお宅で、玄関建具の塗膜剥離が起きている」というもの。

クリヤーで玄関建具を仕上げたとの事だが、どうやら木製建具にウレタンクリヤーを塗ったらしい・・・・・。





そもそも木材は、湿気を吸い込んで膨張し、乾燥して収縮すると言うサイクルを繰り返している。

ましてこのサイクルは、雨掛りのある部位では顕著に表れるのです。





この相談があった現場では、雨掛りのある玄関に、木製建具を使用し、ウレタン塗装で仕上げてあったというわけ・・・・・。

「そりゃあ、無理がある」と一言で片づけそうになりながら、今後の対処方法を考えるべく、現場確認をする約束をし、本日確認に行ってきたのです。





すると案の定という状態。

　　　　　





この塗膜剥離が、前面に至ってくれれば、多少の手間を掛けても全面剥離してしまえば良いのだが、今はまだ中途半端。

なので、時間を待つべきか、それとも無理をしても剥離すべきか、最終的には私の説得に掛っているのかも？