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2009年08月21日

細工物

お盆期間中に、笠木板金の改修と、外壁塗装を行った店舗は、工事を行うきっかけが雨漏りであった。

その雨漏りを止めるために、何をすべきか考えたとき、痛みに痛んだ笠木を丸ごと取替えなければならない事と、外壁の防水性能を確保しなければならないと言う結論に至ったのです・・・・・。





そんな工事の様子は、笠木部分の工事と、外壁部分の工事のそれぞれを記しているので、今回は触れないが、果たしてなぜそうなってしまったのか?

その理由は、笠木に関しては、クリスマスのイルミネーションが原因だったのです。





こちらの店舗は、クリスマスシーズンになると、イルミネーションを建物に吊るし、雰囲気づくりをしているのだが、そのイルミネーションを取り付ける際に、電気屋さんが、笠木上からビスを打ちまくった事が原因。

まったくもって困った話なのだが、当の電気屋さんは、そんなのお構いなしで、工事をしていたのでしょう・・・・・。

実はこのような話、イルミネーションに限った事ではなく、笠木も屋根の上も、それこそ雨の入り口となる方向に、釘やビスを打ち込む人は相当な割合でいるため、時間が経過して気がついた時には、すでに下地までダメと言う状態になっていることも、決して少なくないのです。

そして大抵、シリコンを盛り付けて終わり・・・・・と言う、お決まりパターンなのである。





そこで今回、イルミネーションを取り付ける際に利用できるような、細工物を取り付けるようにしたのですが、どんな形状にするか?どのようなもので加工するか?それこそ直前まで考えていたのだが、最終的に決めたのは、アルミアングルの利用。

アルミアングルを笠木よりも若干下げた位置へ取り付け、尚且つ、アングルに引っ掛け穴をつけたことで、なんとなくそれらしく仕上がったのです(笑)

     細工物




さまざまな原因をひとつひとつ解決すべく、頭を捻りまくって工事を進めていくのも、私の大事な仕事なのであります・・・・・。



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