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 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

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2009年08月18日

雨仕舞い・・・その1

雨仕舞いとは・・・・・

雨仕舞い研究の重鎮である石川廣三先生の著書である「雨仕舞いの仕組み」にも記されているが、「屋根や壁の各所に凝らされた雨水処理の工夫」である。




そんな雨水処理の工夫により、建物の根本的、基本的な機能である雨露をしのぐ事につながっているのですが、時として設計者が望む意匠と一致しない事もあるのです。

そんな意匠を優先した新築住宅において、現場監督から雨仕舞いの相談を受けたのは先月だった。

上棟を前にして、意匠を優先した状態を、どのようにして安全な建物として完成させるかが、相談の内容だったのだが、この現場監督が自分なりに安全性を考えて、出来る限りの対策を講じようと、すでに雨仕舞い案を、図面として起こしてあったのです。

図面に記載された、構造材から仕上げまでの工程は、この部分では12工程。

以前、こちらの会社から雨漏り修理の依頼があった際には、監督に足場の上で雨仕舞いについての説明をしていたのだが、そのときの経験が生きているのか、絶対雨漏りをさせたくないと言う強い思いが伝わってくるのです。





そんな思いもあり、今回の現場では雨仕舞いの処理について、私が担当する事となり、本日は最初の工程として、捨てシーリング(コーキング)打ちをしてきた。

     雨仕舞い・・・その1




まだまだ最初の段階であるため、雨仕舞いと呼べるようなものでは無いのだが、雨漏りを起こさない建物とするために、全力を尽くすのが、今回の現場での私の仕事。

いつもの雨漏り修理とは勝手が違うが、改修工事と違い、確実に下地を処理できる事を考えれば、理想的なことである。

これがスタートとして、各工程ごとにチェック・処理・記録を繰り返すのです・・・・・。



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