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 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

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2009年07月30日

近似にて

半月ほど前に雨漏りを補修し、その後、雨水の浸入が無いことを確認。

10日程前に、雨漏りによってボロボロになった部分を解体し、下地から復旧

翌日に、外壁サイディングを張り上げて、とりあえず雨仕舞いまで進めた現場があった。





しかし、その後の天気の影響もあり、なかなか仕上げまで進める事ができなかったのだが、ようやく塗装へ・・・・・。

個人の住宅ならば、もう少し乾くまで待っていただけるのかも知れないが、ここは賃貸アパートであり、入居希望者があると、オーナーさんから言われているため、念入りにブロアーで風を送り、乾かす事とした。

これは、これだけ毎日のように雨が続いていると、表面が乾いているように見えても、完全乾燥をしていない場合があるし、サイディングの小口なども雨水を吸い込みやすいので心配な部分。

それに、2階のバルコニー(ベランダ)が鉄骨後付けタイプのものなので、アルミの飾りカバーの継ぎ目から勾配の関係か?ポタポタと雨水が落ちてくる状態なので、それも止めたいので、とにかくブロアーで乾燥を促したというわけ。





そして塗装は、前もって調色していおいた近似色の塗料にて仕上げ。

全体を塗る事のないこのような補修塗りの場合、近似にて仕上げるのだが、新しいうちならばともかくとして、周りの部分がある程度色あせていると、ピッタリと言うのが難しい。

なにより違うのが艶の部分であり、同じ色でも艶の違いが人間の視覚から脳に伝わる情報は、違う色というように判断される事もあるのです。

その微妙な部分まで合わせるのは至難の業であり、今回は艶の違いだけでなく、サイディング表面の凹凸模様の大きさも違うため、あえて微妙に色をずらしておいたのです。

     近似にて    近似にて




このぐらいの近似だと、写真ではほぼ判らない状態(笑)

夕方にはとりあえず終了し、表面乾燥も大丈夫そうだが、それでも今晩雨が降らないことを祈るばかりである・・・・・。



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Posted by くぼた at 22:20 │塗装

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近似にて