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 『雨漏り診断・修理』についての当社取り組みです

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2008年04月29日

お断り・・・・・

昨日現場確認をした工場の屋根。

写真を見ての通り、とても錆が酷すぎて、塗装という話にはなりようが無い。


     お断り・・・・・





おそらく100人が見ても100人が「塗装は無理だね」と言うと思うのだが、保守担当の方からは、塗装の見積りをしてくれとの依頼。

さすがにこの状況においては、まったく無理な話とお断りをしたのですが、なかなか聞き入れてくれないのです。





私からすると、塗装が不可能だという根拠は

1・表面の錆の状態から見て、すでにトタンの裏面にも錆がまわっていることが容易に想像できるため、塗装をしても意味が無い

2・この錆と、塗装の剥れたトタンをケレンして塗装できるレベルにするまでには、時間的なコスト(人件費)が掛かりすぎて、塗装以外の改修工事をする方が良いと判断できる

3・上記2点を考えても、耐久性の保証を全く出来ないような塗装をして、無駄な費用を払うぐらいならば、板金など、他の方法の方が、トータルで掛かるコストが安くなる

などの理由・・・と言うか、ある意味、非常に当たり前の話。





ところが、「そりゃぁ、しっかりゴシゴシ擦れば大丈夫だろう」とか、「塗装なんて2~3年のもんだろう?」という認識を持っておられるらしく、こちらとしたら、非常にやり難い。

そしてもう一つ、「安けりゃ良いんだから」と・・・・・・・・・。





このように、「安けりゃ」と言う認識だけで無駄な出費を繰り返し、最終的に改修するしかあり得ない状態にまで痛みを進行させてしまったのだから、勘違いと言っても良いのだろう。

さすがに何度も言われたので、カタチだけは見積りをすることになったのだが、とてもねぇ・・・。

ただし、此方の建物と言うか会社の場合、私が直接受けている訳では無いので、取引先の顔をつぶさないようにしなければならないので、随分と奥歯にモノを挟んだように言っているので、判り難いのかもしれないが、それでも塗れるものと塗れないモノの判断基準ぐらいは、説明をしている間に気がついて欲しいものである。

そういう意味では、安かろう、悪かろうはお断りするしかないのだろうが・・・・・。



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Posted by くぼた at 23:02 │出来事

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