注意不足から・・・
昨夜は天気予報通りの大雨。
そんな中、夜8時過ぎにお客様から「部屋に酷い雨漏りが!!」との緊急連絡が入った。
実はこちらのお宅、築5年の建物で、完成後早々に雨漏りが起きていた。
そして施主と建築会社とが揉めた末、昨年からようやく修理が進みだした現場である。
そんな現場で私は、アドバイザーの立場にて、建築会社の修理内容への助言や、施主さんからの相談を受けるなど、第三者としての立場で関わっている。
そして昨夜の緊急連絡。
今まで関わってきた中で、雨漏り原因を確認し、修理する方法、予防する方法を考え、指示してきた。
それなのに・・・・・
まさか雨量が多いぐらいで漏るか?
いや、まだどこかに瑕疵が隠れているのか??
色々なことを考えながら到着してみると、和室は悲惨な状況となっていた・・・・・。
お客様も呆然としていたなかで、雨漏りの原因は、非常に単純なものと言うことが、まもなく判明。
なんと、それは職人の注意不足から起こったものであった・・・・・。
現在、現場ではある工事が行われていた。
その工事に際し、バルコニーの防水面が汚れないようにと行った養生が排水口に絡み、雨水が排水されず、プール状態になって、その水が・・・・・・、室内へと流れ込んでいたのです。
もう、悲しく、そして申し訳ない気持ちでいっぱい・・・・・。
直接は工事に関わっていないとは言え、関わりを持っている以上、様々なシミュレーションを頭の中で立てるべきところ、そこまでは考えが足らずにいた事に、自分の未熟さを感じたのです。
天候が荒れると言うことで、足場の飛散防止シートをパイプに巻きつけるという事までは考えたのだが・・・・・。
職人に対しては、その場で連絡を取り、「翌朝すぐに謝罪に行くように」、「今後の室内の復旧予定を立てるように」と言う指示は行ったのだが、それにしても注意不足からこのような結果になろうとは・・・・・。
さて、明日からは復旧への指示、指導、そしてこの現場では当初予定のなかった現場管理など、やることが山積みである。
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