雨漏り修理

くぼた

2011年05月10日 21:38

先週の土曜日に足場を掛けた現場が、昨日月曜から工事着工となった。

こちらのお宅は、屋根からの雨漏りがあり、取引のある建築屋さんから雨漏りについてのご相談、雨漏り修理についての提案依頼があったお宅である。





しかし現場確認に出向き、最初の時点で思ったは、こりゃぁ漏るな!と言う状態。

この確信を持った雨漏り、最大の原因は、2寸5分しかない屋根勾配にある。

カラーベストの場合、現在の下葺き材の主流であるゴムアスルーフィングであれば、一応何とかなるだろう・・と言う2次防水のレベルなのだが、こちらのお宅の建築当時、そんな高性能なものなど存在しておらず、雨漏りが起きたのは、ある意味仕方が無いという側面もあるのです。

これは、カラーベストを留める釘部分への雨水のまわりこみやすさ、また水切れの悪さ、屋根材の重なり部分におきる毛細管張力の影響、そして期待できない釘穴シール性などなど、ちょっと挙げただけでもあっという間にいっぱいに・・・・・。

まあようするに、困ったものだと言う結論に至ってしまうと言うわけ。






そこで、応急処置を施したうえで、場所柄、地域柄である強い西風の収まる時期を待って、ようやく工事開始に至ったのです。

     





さて、梅雨前にダッシュで施工しなければ!!

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