雨仕舞を考える
今週の水・木は、東京へ出張に行っていた。
今回の出張先は、永田町のビル内に事務所をかまえる外資系の会社。
NPO法人雨漏り診断士協会の理事として、住宅の雨仕舞を考えるプロジェクトに参加するため、こちらへと向かったのです。
このプロジェクトでは、NPO法人雨漏り診断士協会の大阪支部長でもある玉水新吾氏が中心となり、長期優良住宅の雨仕舞について考え、本当に推奨できるものをまとめ、それを広く建築業界に広めようと言うもの。
現状の標準仕様、そして長期優良住宅として考える仕様、それぞれの仕様を比較しつつも、雨仕舞を考えることで住宅のあるべき姿を考えていくと言う大きな視点。
考え方、技術的考察と施工方法、また、工事根拠。
それぞれについて、メンバーで討議しながら、あっという間に数時間が過ぎてしまったのです。
しかし言ってみれば、これらは私たちの経験から導き出した結論もあり、いわゆる企業秘密にもなるもの。
ただし秘密にするべきものではなく、広く業界に浸透していく事により、少なくとも雨漏りが減る可能性が高まる筈。
そんな事を思いつつ考える「雨仕舞」。
それぞれの役割分担を含め、まだまだ始まったばかりであり、やるべき事は山積みなのだが、その手ごたえは、今も十分過ぎるほどなのです・・・・・。
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