~第1章~ /
~第2章~ /
~第3章~
からの続き・・・・・
やっとのことで、外壁を外して内部の様子を確認すべく、その日程が決まりました。
ココまでに要した日数は・・・・・・、考えるだけでもイライラが募るので、あえて数えはしませんが、大手メーカーのフットワークの悪さと言いましょうか、とにかく人事、のんびりしたものです。
そして工事当日、担当者と外壁工事の職人さんがやってきました。
担当者は以前も書いた通り、関西弁を捲くし立てる中年女性、外壁の職人さんも以前確認に来た人。
しかし、この日はあいにくの空模様で、今にも雨が降り出しそうな感じ。
外すべき箇所と言いますか、まず最初に状態を確認する箇所は決めてあったので、その場所をと言うのですが、なかなか工事がスタートしません。
なぜなら、この場所と言うのが、あまりに下地の錆が酷いことから、外壁を取り外そうにも、復旧が出来なくなる恐れがあるということ、手をつけるのにも迷う状態。
なんといっても、外壁の隙間からは、錆びきって穴の開いた鉄の部材が見えるのですから・・・。
すると担当者は、外壁をどうするかなど、「今後のことや、どうしたら良いかについては私には判断できないので、改めて上司と相談します」
じゃあ何のために、今日と言う日を設定したんでしょうね?
判っていたこととは言え、まったく役に立たないのでありました・・・。
怒りたいという気持ちがこみ上げるものの、交渉ごとという意味もありますから、ここはあえて冷静に
「じゃあ、判断できる上司を呼んでください!」
すると担当者は上司に電話しながら「忙しいですよね、やっぱり無理ですよね、わかりました」と・・・。
挙句の果てには
「やっぱり忙しいんで無理でした~、よっぽど緊急じゃないと、予定が入っているんで来れないんですよ~」
と言う軽い返事。
もう人を馬鹿にしていると言うか、人間的に馬鹿と言うか、ふつ~に考えても、トラブルある現場で言わないようなことを平然と言ってのけるのです。
それにしても子供のつかいじゃないんだから・・・・・・・・・・・・・。
思わずお客様と顔を見合わせてしまいました。
頭の中には
「ぶっ飛ばすぞテメー!!!!!!」
と言う口汚い表現が浮かぶぐらいなんですが、そんなことをしても解決にはならないし、もうこの馬鹿と話をしてもらちが明かないことは明白なので、「じゃあ、これは緊急には見えないんですね!」と言いつつ、少しでもまともに話を進展させるべく、後日上司が来る日程を連絡させる事に。
すると、「改めて日程を~」と相変わらずの軽い口調で言っているので、「予定を確認し、明日の夕方までには連絡すること!!!」と期限の設定を。
ほとほと疲れる状況に、お客様も参り気味ですが、少なくとも上司とやらが来る事により、少しでも進展をさせなければと思うのでありました・・・・・・・・・・。
・・・続く。