適材適所

くぼた

2010年11月02日 21:55

現在進行中の現場は、RC造3階建ての賃貸アパート。

こちらの現場には、防水工事で入っている。

今回の工事は、屋上の防水改修と、2階・3階のベランダ(バルコニー)の新規防水なのだが、防水する部位ごとに、選択する防水の種類を変えているのです。





屋上には、合成ゴムの防水シートが張れているのだが、シートの縮みがいたるところの確認できる状態。

そこで、塩ビシートの機械固定工法にて改修工事をする事とした。

この塩ビシートと言う防水方法は、今回のような屋上防水の改修においては、もっとも向いていると思われる方法なのです。





そして2階ベランダの防水工法には、ウレタン防水の密着工法を採用し、3階のベランダには、ウレタン防水の絶縁工法を採用。





これら、それぞれ防水工法を変える理由は、まずは下地の問題。

下地の状況に応じて、最適な防水工法があり、防水材料がある。

それはごくごく当たり前の話で、他の工事と同じで、材料にも工法にも適材適所があるのですから・・・・・。





そんな防水工事の現場では、3階ベランダの手すり架台を防水処理。

     





この3階ベランダの防水が、もっとも手間が掛かる防水なのですが、その理由はまた後日・・・・・。

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