適材適所
現在進行中の現場は、RC造3階建ての賃貸アパート。
こちらの現場には、防水工事で入っている。
今回の工事は、屋上の防水改修と、2階・3階のベランダ(バルコニー)の新規防水なのだが、防水する部位ごとに、選択する防水の種類を変えているのです。
屋上には、合成ゴムの防水シートが張れているのだが、シートの縮みがいたるところの確認できる状態。
そこで、塩ビシートの機械固定工法にて改修工事をする事とした。
この塩ビシートと言う防水方法は、今回のような屋上防水の改修においては、もっとも向いていると思われる方法なのです。
そして2階ベランダの防水工法には、ウレタン防水の密着工法を採用し、3階のベランダには、ウレタン防水の絶縁工法を採用。
これら、それぞれ防水工法を変える理由は、まずは下地の問題。
下地の状況に応じて、最適な防水工法があり、防水材料がある。
それはごくごく当たり前の話で、他の工事と同じで、材料にも工法にも適材適所があるのですから・・・・・。
そんな防水工事の現場では、3階ベランダの手すり架台を防水処理。
この3階ベランダの防水が、もっとも手間が掛かる防水なのですが、その理由はまた後日・・・・・。
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