どうする?どうなる? ~第1章~
現在施工中の雨漏り修理現場に、本日、ハウスメーカーのアフターサービス部門担当者、外壁工事担当業者が入り、現状の雨漏りと関連する外壁下地の状態を確認に来ました。
こちらの建物は築14年程度。
大手ハウスメーカーの鉄骨3階建てのもので、外壁が特殊な取り付けをしているので、シーリング目地に問題が発生すると、雨漏りなどのなりやすい構造となっていたのです。
こういうハウスメーカーの建物の場合、施工管理自体は大手だという事もあるし、マニュアル化されている部分もあるので、品質が一定と言う事はいえるのですが、その内部構造などの詳細図は、お客様にも手渡されていませんし、まして私の様な修理業者に教えてくれることは、まずありえません。
今回の工事に至るまでも、雨漏り修理で足場を掛けることもあり、同時に塗り替え工事を行うのですが、このメーカーでは保障期限が切れた建物での雨漏りなので、「修理費用の値引きはしますが、完全な保障はできずに、さらに塗り替えをしましょう」と言うものでありました。
さらにお客様が不安に思って、私のところへ調査依頼、のちに修理見積り+塗り替え見積りとなったのですが、その見積りの存在を知ったメーカー担当者は、お客様に「一般の業者が○○(このメーカー)の建物の構造はわからないので、雨漏りが直せるはずが無い}と・・・。
自分たちが、自社施工の雨漏りを直せないでいながら、よそはムリなんて、まったくよく言えたものだと逆に関心してしまいました。
・・・続く
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