機械固定工法
施工中現場のひとつ、賃貸マンションの屋上防水改修工事では、機械固定工法にて工事を行っている。
機械固定とは、防水材の種類の話ではなく、防水の工事方法の話である。
今回の場合、屋上防水を保護コンクリートの上に新規に行う部分と、既存ゴムシートからの張替えの部分と、それぞれの部位があった。
どちらの部分についても、新たな防水シートを接着剤で貼り付けるのではなく、専用金物で部分的に固定すると言う方法を選択しており、この方法を機械固定工法と言うのです。
ただし、これらの工事・工法の選択については、どちらが良いとか悪いとか言うことではなく、下地状況により判断をするのです・・・・・。
こちらの現場では、塩ビシートという防水材を、機械固定工法によって施工。
下地となる床面へ、専用の下地シートを敷いたうえで、機械固定工法の目印であり、要である、専用プレートを下地へ固定。
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もちろん、立ち上がり部分についても同様に、下地へ専用シートを張って、角部分と防水端末のそれぞれに、専用金物を取り付け。
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このそれぞれの金物へ、塩ビシートを溶接するのが、塩ビシートの機械固定工法である。
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