色いろ・・・施工見本その3
本日ご紹介お宅は、すべてカラーシミュレーションをお試しいただいたお宅。
色選びに際し、カラーシミュレーションのソフトを用い、画面上で様々な色を比較できるという事は、非常にありがたいことで、イメージを掴むという点で言えば、塗り板見本よりもよっぽど有効なものなのです。
ただし、微妙な変化など、例えば塗料工業会の見本帳の中で、1トーンの違いを明確に建物のイメージとして捉えられるかというと、今度は逆に難しく感じてしまうという問題が出てくるのです。
また、実際の建物は、朝日を浴びている午前中の色、日中の高い日差しを浴びているときの色、さらに夕日を浴びる、曇天・・・・・・・・、などなど、人間の視覚への情報と、非常に能力の高い色補正とが併せられると、同じ色でもさまざまに変化をしてくるのです。
この事から、目安、イメージという部分から先の段階に入った際には、どのお宅も非常に悩まれていましたので、最終的には一緒にアドバイスをさせていただきながら、決定をしたのです。
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こちらのお宅は、前回の塗り替えを、ハウスメーカーのアフターサービス部門に依頼されたのですが、その際は、外壁も軒裏も破風板も1色に塗りつぶされていたのですが、今回は、家の塗り替えをイベントと感じ、非常に細かく調べられていたご主人が、悩みに悩まれて配色をされ、最後に少しだけアドバイスをさせていただいて決定。
上下色を変えながら、明るいイメージでアクセント入れたので、すっきりとした印象になってくれたと思います。
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こちらのお宅は、基本が1色なのですが、その1色に随分悩まれていました。
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こちらのお宅も、悩みに悩まれたのですが、まずは配色もさることながら、タイル模様のサイディングの目地を色替えするかどうか・・・。
基本的にどのお宅も、建物を綺麗にしたいという想いがあるからこそ、色に悩んでしまうのですが、その悩みの際に、的確なアドバイスが出来るように、応える私自身も、もっともっと色彩について、勉強しなければならないなぁと思うのでありました・・・。
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