雨仕舞いの基本
本日は朝イチから、豊橋市内の飲食店へ。
もちろんだが、モーニングを食べに行ったのではなく、工事のため向ったのである。
こちらはとある飲食店なのだが、先月の大雨の際に、今まで雨漏りをした事の無い部分から、室内へと雨漏りが発生したとの事。
そこで、現地確認をさせていただいたのだが、言わば、なるべくして・・・・・と言う感が非常に強かったのである。
そんな「なるべくして」と言う代表的な部分が、外壁の下端部をシリコンで埋めていた事。
全くもって、雨仕舞いの基本であり、ココを埋めてなにをしようとしても・・・・・、と言う部分である。
これは以前、他の部位での雨漏りがあり、その際に業者がやって行ったものらしい。
さらに、アルミ製バルコニーが付帯しているのだが、もともとの外壁材がモルタルである上に胴縁を打ち付けて、そこにトタンを張っているのである。
当然ながら、バルコニーを取り外す事無く、周囲にトタンを張るばかりなので、隙間から浸入した雨水が、室内へと針路変更をして、雨漏りへとつながってしまうのです。
こうのような素人細工によって雨漏りが誘発してしまったと言う、ある意味非常に教科書的な事例ではあるのですが・・・・・。
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