バランスも
随分と工事期間が掛かってしまった、中区幸町のブロック塀塗装現場。
本日ようやく、すべての工事が完了した。
お客様からのご相談をきっかけとして、今回の工事が始まったのだが、今までの工事が悪かった事が根本原因であり、その解決を目的として臨んだのです。
そのため、下地について、工事途中の経過と現状の状態について、意匠についての事など、くどいぐらいに何回もお客様に説明させていただきながらの工事でありました。
お客様自身も、今までの問題の積み重ねのようには、決してなりたくないという想いがあるため、じっくりお話をさせて頂いたのですが、それが功を奏したか、最終的には十分納得をしていただけた筈。
まあ、見積に見合う工事であったかと言えば、私どもの利益はまったく望めない結果にはなってしまったが・・・・・・(涙)
それでも、今後同じようなトラブルが無く、かつお客様が安心してくださるのならば、工事をさせていただいた甲斐があったというものである。
また色彩については、住宅の外壁色を基準とし、笠木は外壁よりも濃い色で「22-50D」を選択
凹凸を付けた部分は、外壁よりも明るい色で「22-80D」を選択。
どちらの番号も、日本塗料工業会の色見本帳の中で、同じトーンの中から選出することで、住宅と外溝とのバランスを考えたのです。
また、どちらも艶を半分にして、落ち着いた感じに。
そして幅木部分には、3分艶まで落としたグレーをつくり、モルタルのような雰囲気に。
こうして全ての工事が無事完了。
お客様の気持ちに、応える事が出来たと自負しつつ(笑)、現場を後にしたのでした・・・・・・。
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