スピードよりも・・・・・
現在の現場では、外壁目地や、サッシのまわりにシーリング(コーキング)を打つ必要があり、ずxっと作業を続けているのですが、既存の目地に充填されているシーリングは除去し、外壁材の目地に埋まる部分を綺麗に清掃しなければ、再充填しても意味が無いため、非常に時間が掛かっています。
さらに、目地の中に水がたまった箇所が多いこともあり、さらに時間が・・・。
このような作業の場合、既存の目地をすべて撤去したうえで、清掃作業ならそればかり、充填作業ならそればかりというように、集中して作業が出来れば効率も良いのですが、新築のような訳にはいかないのが改修工事。
さらに、悪いところの補修も同時に行いながらですからね。
このような作業を進めるには、手が早いだけでは全く役に立ちません。
なによりも必要なのは、状態を見極め、その都度対応しながら、考えながら進めなければならないからです。
こういう事が当たり前にできる職人であれば、ある程度現場に入れることが出来るのですが、改修工事の本質というか、意味を理解できずに、充填が早いことが良い事だとか、細かいことなど面倒とか、そのぐらい良いじゃないか、というような感覚の人が多いため、なかなか手伝い一人を頼むにも、頭を悩ませます。
しかし、なんとか昨日から知り合いが現場に参加。
この職人はシーリング専門ではなく、外壁職人。
しかし、そのお陰と言いますか、かえってきちんと私の言うこと、意図を理解しようという姿勢があるので、一緒に現場作業をする分には問題なし。
お陰で作業効率があがり、遅れている工事の進行を、すこしでも挽回できそうです。
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