道具の違い
二日間の講習を終え、本日から現場作業。
現在、大平台の新築塗装工事と、磐田の屋根塗り替え工事が同時に進行中。
どちらの現場も塗装工事において、狭い部分は刷毛、広い平滑な部分はローラーを使って塗装するのですが、その使用する部位によって、刷毛もローラーも使い分けが必要。
新築現場では、軒裏を塗装するため、15号という中ぐらいの刷毛を使用し、ローラーは塗料の飛散が少ないされているもの。
屋根塗装の現場では、25号という大き目の刷毛を使用し、ローラーは重防用という、塗料の含みもよく吐出性能も良いというもの。
それぞれが特徴的な性能を持つため、それぞれの向き不向きによって使い分けるため、倉庫には置いてあるローラーの種類は現在7種類。
どれか1~2種類で間に合えば、在庫と言う観点としては楽なのだが、なかなか下地によっても大きく左右されてしまう。
その使い分けのため、ローラーの毛の付け方(?)が違ったり、毛足の長さは12ミリ~25ミリまであったりと、そんなこんなで用途別、仕上がり感を考えながら・・・気がつけば、だんだんと種類が増えてしまったのです。
そして、特徴的なローラーは、どれも安価なにはならず、2液塗料が中心の私の会社では、数日間連続で使用するときも材料の中に漬けておくわけにはいかないので、使い捨てるしか無いのです・・・。
コレが積み重なると、なかなかの経費増・・・。
そうは言いながら、洗浄するシンナーの廃棄をまでの事を考えたり、ローラーの毛のヘタリを考えれば、やはり連続使用は無理な話。
ちょっとした道具も、違いによって大きな仕上がりの差となるのです・・・。
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